薄毛と言っても人それぞれタイプが異なるだけでなく、要因なども異なります。
日頃何気なくしている行動が髪の毛にとってはマイナスになっているなんてことも少なくないと思います!!
今回は、薄毛の要因、また髪の毛の後退のタイプ別についてなど薄毛で悩まれている方へ向けて対処法など色々ご紹介したいと思います。
目次
薄毛の原因
薄毛というワードはよく耳にしますね。薄毛にもいくつかの原因で髪の毛が抜ける・髪の毛自体が細くなるなど正常な働きが出来ない状態に陥る可能性があるのです。
一体何が原因で薄毛へとつながっていくのでしょうか??
ここでは、薄毛になる原因をいくつかご紹介したいと思います!!
遺伝
薄毛は遺伝すると耳にしたことがある方もいるかもしれません。
AGA(男性型脱毛症)で大きく関係してくる5αリダクターゼという酵素です。
この5αリダクターゼは、テストステロンという男性ホルモンからジヒドロテストステロンという別種の男性ホルモンに変えてしまう力を持っています。
この作用が働くことで、抜け毛の原因になります。ここで気をつけなくてはいけないのが、5αリダクターゼの活性の高さで、5αリダクターゼは遺伝するのです!!
また男性ホルモン受容体(アンドロゲンレセプター)というものも気をつけなければいけないものの1つで、先ほどお話した、男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)が、この男性ホルモン受容体(アンドロゲンレセプター)と結合し、抜け毛の原因となります。
男性ホルモン受容体(アンドロゲンレセプター)も遺伝します!!
この2つを兼ね備えてしまっている方は、薄毛になりやすいと言えます。
ストレス
普段の生活からでも受けやすいと言われているストレス。心体にも悪影響を与えるだけでなく、髪の毛・頭皮にも悪影響をもたらす可能性があります。
ホルモンバランスの乱れ、自律神経の乱れからストレスが発生します。
血行不良は、毛根へ栄養分運ぶことが出来ず、ストレスから薄毛につながる可能性があるのです。
その場合の脱毛症として、最も多いと言われているのが、神経性脱毛症です。
この神経性脱毛症は、ストレスによって抜け毛が発生し、症状は円形脱毛症に似てると言われています。
症状としては、この脱毛症の特徴がないため、自分自身で気づけない可能性があります。その分治療を始めるのが遅れてしまい、手遅れになってしまうケースもあるので気をつけなければなりません。
そのため発症してしまうと完治しにくいとも言われています。
男性ホルモン・男性型脱毛症(AGA)
男性ホルモン(テストステロン)は体毛などの成長を促進すると言われています。知ってる方も多いと思いますが、髪の毛は女性ホルモンからできているため、男性ホルモンが多い=DHT(ジヒドロテストステロン)という毛根の毛母細胞に変化し、更には、毛母細胞を萎縮し、髪の毛の成長を止めてしまう可能性があります。
またAGA(男性型脱毛症)も薄毛の原因と言われています。(今回は度々AGAの話題が出ます・・・。)こちらの脱毛症は名前についているように男性がなりやすい薄毛の症状です。
AGAの症状はというと、頭毛(とうもう)に男性ホルモンが作用することで、硬毛というしっかりしている毛から軟毛といううぶ毛のような柔らかく細い毛へと髪質が変わっていきます。
年齢を重ねるとともに、生え際、頭頂部などから徐々に薄くなっていきます。
また思春期後~30代までに発症する薄毛のことを、若年性脱毛症、40代以上からは壮年期脱毛症と呼ばれています。
症状次第では、頭頂部の髪の毛、額の生え際、頭両方ともに薄毛になる可能性があると言われています。
注意する点としては、一度抜け毛が始まってしまうとどんどん進行してしまうことです。
早期発見が必要となってくる症状なのです!!
生活習慣の乱れ
生活習慣の乱れも髪の毛の成長を止めてしまう可能性があります。毛根のベタつく・頭皮が脂っぽい・髪の毛全体にが臭うなどの頭皮の悩みがある方!!
まずは早めに気づけた時は、普段行っているサロンの担当スタイリストさんに頭皮の変化が出ていることを早めに相談しましょう!!
他にもアルコールの摂取・タバコにも気をつけなければいけません。いつもはお酒をほとんど飲まず、たまにタバコを吸うくらいには、問題はないですが。これが日常的にほぼ毎日になっているなら問題発生です!!
アルコールを少量だけ飲むことで血管が拡張され、効果的には良いと言われていますが、飲む量を気にせず大量に摂取してしまうと、肝臓に負担がかかるだけでなく、機能も低下してしまうのです!!また発毛促進作用も阻まれてしまいます。
タバコの方は、ニコチンなどの有害物質と言われているものは含まれているため、これらは頭皮の血行不良へと悪影響が出てきます。血行不良を起こしてしまうと、髪の毛に栄養が十分に行き渡らなくなり、次第に薄毛へとつながるので注意しましょう!!
シャンプー方法
シャンプーのやり方1つでも気をつけなければならないことがあります。
汗などかいてしまい、気になってシャンプーの回数を1日に2回している方!!
実はシャンプーのし過ぎも注意しなければなりません。
頭皮の皮脂分泌をシャンプーをすることで取り除くことが出来るのですが、何度もシャンプーすると必要な皮脂膜ごと取れてしまうため頭皮が乾燥します。そうなると薄毛の原因につながっていきます。
他にも頭皮の汚れが気になるからと言って、洗浄力の強いシャンプーを使用すると頭皮に負担がかかり、ダメージを与えてしまうため、頭皮状態を悪くさせてしまいます!!
更にここでも過度にシャンプーすれば頭皮は危険な状態になってしまうので気をつけましょう!
薄毛の後退(タイプ別)
薄毛には人によって抜ける場所が違ってくると言われています。
AGA(男性型脱毛症)が原因と言われている薄毛は3つのタイプに分かれると言われています。
これは進行の仕方が大きく関わっています。タイプ別でチェックするポイントはどの部分が薄毛となっているかです。
最終形態は側頭部・後頭部以外が全く髪の毛がないという状態になる可能性があります。
次の3タイプは、男性の頭皮を例としています。それぞれご紹介したいと思います!!
O字型タイプ
こちらのタイプは、頭頂部が徐々に薄くなり地肌が透けるO字型タイプです。頭頂部からつむじにかけて円を描いたような形で髪の毛が薄くなって行くタイプの1つです。
O字型タイプは次第に頭頂部の髪の毛の薄毛の範囲が広がる可能性があります。始めのうちは、小さな円状の薄毛程度ですが、場合によってはそこからどんどん範囲が大きくなり続けます。
O字型タイプの薄毛は、他のタイプとは異なり、変化に気づきにくいので、症状が進行してから気づいてしまう可能性が高いです。円形脱毛症と勘違いされる方も少なくないと思います。
またこちらは男性型脱毛症(AGA)が大きな要因であると言われています。
M字型タイプ
こちらの髪の毛の生え際が徐々に後退していくのがM字型タイプです。
こめかみ部分の髪の毛が徐々に後退していき、残っている髪の毛を上から見るとMの字に見えることから来ています。
ちなみにM字型タイプの方は、この状態が途中形態でこのまま放っておくと最終的には中央部分も後退してしまう可能性があるので注意が必要です。
M字型タイプの方もAGA(男性型脱毛症)が原因で薄毛になると言われています。
また、AGA(男性型脱毛症)の症状がある方の生え際は髪の毛の成長になくてはならない栄養分を運んでいくための毛細血管が少ないです。
ヘアサイクルの乱れが引き金となって、起こるAGA(男性型脱毛症)。このAGAとの関係があるDHT(ジヒドロテストステロン)という男性ホルモンがなんと!!生え際の剃り込み部分に多くあるのです!!
ヘアサイクルの乱れ・DHT(ジヒドロテストステロン)が増えてしまうというきっかけは、母方の祖父がAGAである・寝不足や栄養不足などの生活習慣が悪い人・頭皮環境が悪い方などが挙げられています。
U字型タイプ
このタイプの方は、髪の毛の生え際から後退していき徐々に頭頂部からも後退していき、生え際の後退とつながって行く可能性のあるのがU字型タイプです。
後退後、後頭部にだけ髪の毛が残る状態がアルファベットのUの字に見えることからそう呼ばれています。
このタイプの方もAGA(男性型脱毛症)が大きな原因の1つと言われています。
生え際に汚れが溜まったままだと頭皮にダメージが加わります。また、普段から髪の毛をブラッシングした時に無意識に引っ張ってしまうなどの毛根ダメージも注意しないといけないことの1つです。
このタイプの薄毛の方は、毛根から新たに生えてくる髪の毛が見つけられないだけでなく、皮膚状態も悪化している可能性があります。
早いタイミングで気付くことが大切で、生え際から後退して行くと変化したことに気付くのも早いですが、頭頂部部分から後退して行くと気付くのに遅れて手遅れという可能性もあるので注意しましょう!!
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オススメ対処法
様々な薄毛の原因をご紹介しましたが、では薄毛を少しでも進行させないようにするには方法があるのか。
個人差はありますが、日常生活での少しの努力で結果が変わる可能性があります。
何もしないよりは、まず出来ることからやってみましょう。
あまり負担なく出来る薄毛の対処法をいくつかご紹介したいと思います。
アルコールとタバコを控える
飲酒と喫煙は体にとってあまり良いものではないですし、髪の毛にとってもあまりよくありません。
髪の毛自体に栄養が行き通らないだけでなく、頭皮の血行不良などマイナスポイントが多く、お酒とタバコを控えることが大切です。
タバコも、ニコチンの過剰摂取により血管の収縮が過敏になり、血行不良から薄毛になりやすくなると言われていますので、1日の本数を減らす、もしくは禁煙しましょう!!
少しの我慢で髪の毛への負担が減るので、無理のない程度でいいので自分でお酒の本数、タバコの本数を意識して生活しましょう!!
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睡眠
薄毛の対処法に限らず、十分な睡眠をとることが大切です。睡眠中に成長ホルモンが作用すると言われていて、特に寝る時間も大切で午後10時から午前2時までの間が成長ホルモンが活発に分泌される時間帯と言われていて、別名ゴールデンタイムといわれています。ですので、生活スタイルと整えて、この時間帯までに寝れるようにしましょう!!
質のいい睡眠をすることで、生活習慣の乱れも徐々に改善していけるので心がけましょう!!
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自分にあったシャンプー選び
自分に合ったシャンプーを使うこともとても大切なことの1つです。ドラックストア・スーパーなどで手に入る市販のシャンプーの多いは、高級アルコール系シャンプーと言われていて、ラウレス硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウムが配合されています。
特徴としては、洗浄力が強いため、頭皮への刺激も強いです。
値段が安くて買いやすいのですが、皮脂を余分に取り除いてしまったり、かゆみ、フケなどの原因ともなります。
アミノ酸系の洗浄成分で作られているアミノ酸系シャンプーという種類があります。こちらは、刺激が少ないだけでなく、肌にも優しいので、皮脂を取りすぎないで優しく洗い上げてくれます。
敏感肌・乾燥肌・抜け毛が気になる方は是非、アミノ酸系シャンプーを選ぶようにしましょう。
石けん系シャンプーというものもありますがこちらは石けんと同じような成分で作られているため、アルカリ性で、肌に合わない方もいらっしゃるかと思います。その場合は使うのをやめましょう。
シャンプー選びもそれぞれ合う合わないがあるので分からない場合は、行きつけの美容室の担当スタイリストさんと相談してみてください!!
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➡️おすすめシャンプー!シャンプーの役割から種類まで、髪質に合ったシャンプーとは?シャンプーの特徴を解説!
食生活の改善
バランスのとれた食事を摂ることはとても大切です。髪の毛はケラチンというたんぱく質でできています。
なので、日頃からたんぱく質を積極的に食べるようにしましょう。サンマ、アジ、サバ、イワシ、白身魚などの魚類、ササミなどの肉類、チーズ等の乳製品がいいとされています。また、豆腐、納豆などの大豆製品も良いとされていて成人の方は、1日60gを目安に食べるようにしましょう!!
さらに、亜鉛も食べてあげるといいとされています。亜鉛は、アミノ酸の合成をサポートしてくれます。亜鉛が含んでいるものの例としては、レバー・牡蠣・アーモンドなどです。
積極的に食べるようにしましょう!!
また、気をつけたほうがいい食べ物としては、スナック菓子・甘いお菓子・インスタント食品です。たくさん食べてしまうと皮脂の過剰分泌を引き起こすため毛穴に汚れが詰まりやすくなります。
食べる量も気をつけましょう!!
こちらの記事も参考にご覧ください↓↓
➡️髪の毛に良い食べ物!誰でもすぐに手に入るオススメ食材をご紹介!!
育毛剤の使用
育毛剤の効果は、
- 髪の毛を丈夫に育てる
- 発毛促進させる
- 抜け毛の予防
育毛剤は頭皮に栄養を与えて髪の毛をキレイな状態で生えてくれる手助けをしてくれるためとても大切です。
中でもこちらの商品がおススメです。⇩⇩
【サイズ】
160mL
300mL
今回は育毛剤をおすすめ商品として紹介しましたが、ヘアトニックも頭皮の化粧水と言われていて、頭皮の状態を整えてくれる効果があります。
こちらの記事にも育毛剤・ヘアトニックの説明、ヘッドスパのことも載っていますので是非ご覧になってください⇩⇩
➡ヘッドスパは自宅でやれるの?誰でも簡単に出来るやり方をご提案!!
まとめ
いかがでしたか??
薄毛の要因とは何か知っていいただけたかと思います。今回は男性メインでお伝えしましたが、女性も薄毛について悩まれている方も多いと思います。
また男性の薄毛のタイプ別に紹介をしましたが、後退する場所の部分や順番は違いましたが、どのタイプもAGA(男性型脱毛症)が関係していましたね!!
何気にしている日常の行動がもしかしたら間違っている可能性があるので今一度見直しましょう!!
少しの努力で何十年後やってて良かったと感じれる時がくると思うので日頃から自分の頭皮。髪の毛と向け合ってあげましょう!!