頭皮が乾燥している・・・。
頭がかゆい、細かいフケが出てくるなどで悩んだ経験はありませんか??これから季節の変わり目で頭皮が乾燥して気になる方へ、今回は頭皮の乾燥する原因、自分でも出来る改善・予防法をご紹介したいと思います!!
目次
頭皮が乾燥してしまう原因
乾燥の原因には、紫外線など外部環境の影響により乾燥するもの、地肌の環境が悪いために乾燥するものとあります。地肌に乾燥を感じると、地肌を保湿しなければいけないと考えてしまいますが、乾燥にも様々な原因があります。
まずは乾燥の原因をいくつかご紹介したいと思います。
シャンプーのやり過ぎ
シャンプーは髪の毛の汚れを落とす・余分な皮脂を洗浄するだけでなく、頭皮を清潔にして保護するという役目があります。
しかしそのシャンプーも気をつけなければ頭皮の乾燥・フケの原因となり、頭皮にとって逆効果になってしまいます!!
さて、あなたは普段、自宅で1日何回シャンプーしていますか??1日2回以上シャンプーをされている方!!危険信号です!!
シャンプーを頻繁に行うと、頭皮に必要とされる皮脂・角質が剥がれやすくなるため、本来いるべきである皮脂まで洗い流してしまい、結果失ってしまう事につながるのです。
そして頭皮が乾燥してくると、角質が少なくなるため、頭皮は更に剥がれやすくなり、脆くなります。
他にも抜け毛など頭皮環境悪くする可能性があるのでシャンプーは1日1回で十分きれいになります。
シャンプーを正しい手順でしっかり行うためにもこちらの動画をご覧ください↓↓
ブラッシングのやり過ぎ
ブラシを使う目的は、髪の毛のほつれを整える・髪の毛に付いたホコリ・髪の毛をブラッシングすることですよね!!
普段髪の毛をとく時、乾燥した頭皮にブラシの先が当たると角質層がダメージを受けてフケの原因になるのをご存知ですか??
知らない間にそのブラシで、頭皮をかいてしまってはいませんか??
ブラシによっては、頭皮をマッサージをして血行促進させる効果もありますが、必要以上にブラシに強い力を加える・同じ所を何度もブラシの先で掻くのは、頭皮を傷つける可能性があります。
また、ブラシ以外のものでかゆい部分を触る行為は、不衛生な状態でもあり、ばい菌が入る可能性があり危ないのでしないようにしましょう。
頭皮がかゆい=頭皮が乾燥している
まずは、頭皮が乾燥しないようにケアしてあげることが必要となって来ます。
ブラシは、髪の毛を整えるものですので必要以上に使いすぎないようにしましょう。適度なブラッシングは髪の毛の健康を促進につながるのですが、ブラッシング方法を間違えてしまうと逆効果になる可能性があります。
ブラシが髪の毛に引っ掛かり上手くブラッシングできない場合は無理にとかないようにしましょう!!
やり方としては、始めに毛先からブラシを通します。毛先が上手くブラッシング出来たら、根元に近い部分をブラッシングしてあげましょう!!仕上げに根元から全体に通して綺麗にとければ終了です!!
意外と疎かになりやすいので気をつけましょう!!
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➡頭皮に出来るかさぶたとは??原因と知っておきたい対処法を大公開!!
湿度差
湿度差でも頭皮は乾燥します!!
夏など暑い時期に冷暖房の効いた部屋、寒い日の暖房が効いた部屋で過ごしていると室内と屋外の湿度差の関係で乾燥してしまいます。
また夏の暑い屋外・冬の暖房の効いた部屋で、頭皮は汗をかきます。しかしその汗は、冷房で冷やされる事で頭皮が乾燥します。暖房でも外に出ると一気に冷やされる事で頭皮が乾燥されます!!
また頭皮から出る皮脂が毛穴に詰まり、乾燥以外にもフケ・抜け毛の原因になる可能性があります!!
皮膚に優しいと言われている湿度は60%~65%です!!
エアコンを使うと、湿度が下がりやすくなるため、湿度もどんどん下がり、50%を切ってしまうと、皮膚の水分量は半分以下になる=乾燥につながります
また、更に湿度が下がり、40%以下になると怖いのは、静電気が起こりやすくなる事です!!
静電気が起こると、切れ毛・枝毛などの髪の毛トラブル、他にも頭皮が汚れやすい状態になってしまうので気をつけましょう!!
出来るだけ湿度を加湿器などで調整し、またエアコンの風が直接当たらないようにしましょう。
紫外線
紫外線は肌の大敵と言いますが、これは頭皮も同じで、紫外線を浴びることよって頭皮は乾燥してしまいます。
髪の毛が生えてくる細胞(毛母細胞)を傷つけてしまうため頭皮などに支障が出ます。抜け毛などもそれが原因といわれています。
外に出たとき、一番日焼けしや目すい場所をは何処だと思いますか??
顔などが焼けやすいと思う方も多いと思いますが、一番気をつけないといけない所は髪の分け目なんです!!
健康な頭皮の色は、個人差がありますが、青白い頭皮と言われています。赤ちゃんの頭皮を見る機会があれば是非見て見て下さい!!
普段、帽子、日傘を使用せず日差しが強い時に外出する方・・・。
実は、頭皮が日焼けしてピンク色、またひどい日焼けだと赤茶色になってしまう場合もあります。
頭皮も紫外線を浴びすぎると顔と同じでとトラブルの原因に陥ります。
髪に毛用のUVケア商品もありますが、これは頭皮用ではありません。
紫外線を浴びてしまっている状態で、間違った使用方法をしてしまうと更に頭皮環境に影響が出てしまう可能性があるので気をつけましょう!!
出来るだけ出掛ける際は、帽子、日傘で紫外線対策して、分け目をこまめに変えるように心がけてみましょう。
➡紫外線が与える髪への影響やダメージ | 対策・改善方法とヘアケア
高温シャワー
朝起きて、熱いシャワーを浴びると気持ちがいいと言う方も多いと思います。
でも、これが頭皮に悪影響を与えることをご存知ですか??
お湯の温度が38℃以上になると、頭皮を保護している油分まで洗い流してしまうため、頭皮が乾燥状態になってしまいます。出来れば温度を35〜38℃にして意識して頭皮を洗ってあげましょう!!
乾燥から来るトラブルとして、かゆみ・フケなどがありますが、頭皮状態が悪くなる=抜け毛にも繋がります。
高温のシャワーは、頭皮に必要な皮脂が流れやすくなるので、シャンプーは1日1回までで、どうしても濡らしたい時は、指の腹で頭皮をマッサージしながらぬるま湯で洗うようにしましょう!!
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頭皮の乾燥はターンオーバーが関係する??
頭皮のターンオーバーが早くなる原因の一つで、頭皮の常在菌(マラセチア菌)の異常繁殖があります。
これにより、刺激を受けた頭皮は守る力が弱まってしまい、乾燥状態となります。頭皮がヒリヒリするようなかゆみ・フケがといった症状が出るのは、この時にリズムの乱れから頭皮状況が悪化していることが言えます。
頭皮はターンオーバーにより、古い皮膚は除去され、新しい皮膚に生まれ変わることで頭皮自体が健康状態を維持することが出来ます。
しかし、一旦ターンオーバーが乱れてしまうと、先ほど言ったようにフケ・かゆみ、頭皮のベタつきの症状から、乾燥しやすくなるなどの頭皮トラブルを引き起こす可能性が出て来ます。
そうなると、雑菌が繁殖がしやすい状況に。どんどん頭皮が菌で繁殖する=頭皮がアルカリ性になりやすく、頭皮環境が悪くなります。
また、乾燥によるフケが多くなる場合、毛穴に詰まる事でかゆみが増したり、菌の繁殖が急激に早める可能性もあります。ニキビなどの頭皮トラブルの原因にもなるので注意が必要です。
ターンオーバーの乱れが起きる事により、他の頭皮環境の悪化につながるので気をつけましょう!!
頭皮の乾燥とシャンプーの関係性
きちんとシャンプーしているはずなのに、かゆみがあったりフケが出たりする…
疑問に感じた方はいらっしゃると思います。
頭皮の乾燥を防ぐためには、自分が今使っているシャンプーが自分に合っているか、正しい洗い方が出来ているかをきちんと確認しておく必要があります。
もしかすると、いつも使っているシャンプーが更なるダメージを与えてしまう危険性があります。
頭皮が乾燥している場合、どのようなシャンプーを選ぶとよいのでしょうか??
またどのような点に気を付けてシャンプーを選ぶと良いのでしょうか??
毎日シャンプーしているにも関わらず頭皮が乾燥している方!!その理由はシャンプーの洗浄力が関係しています。
シャンプーは頭皮の汚れ・髪の毛の汚れ・皮脂を洗い流す効果があります。汚れが気になるからといって、洗浄力が強いシャンプーを使っている方は居ませんか??実は、必要以上に皮脂を落としてしまっている可能性があります。
シャンプーによる必要以上の皮脂が取れてしまう=頭皮の乾燥の悪化へと進行してしまいます。
しかし、頭皮の皮脂が多いと、頭皮のべたつき・頭皮の臭いの原因となる可能性があります。
皮脂は頭皮を保護してくれる役割があり、紫外線など外部からの刺激から頭皮を保護してくれているのです。
つまり、皮脂は頭皮にとってはなくてはならないとても大切な存在です。シャンプーの後頭皮用のオイル、ローションを使う事は、頭皮を乾燥から守る大切な行程の1つです。
頭皮につける時は、手のひら全体になじませて頭皮をマッサージするようにつけてあげましょう!
気をつける事として、ローションやオイルは体質によっては合わない場合があります。
万が一体に合わなくて、かゆみ・赤みに異常が感じられた時などは速やかに使用を止めるようにしましょう!!
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頭皮の乾燥時に使うシャンプー
乾燥の原因が分かりましたがどんなシャンプーを使えば良いか分からない方が多いと思います。
頭皮が乾燥している時に使うシャンプーの条件を紹介します。
- 保湿効果があるもの(洗浄力が優しく、保湿力もあるもの)
ココイルグルタミン酸Na・ココイルメチルアラニンNa・ラウロイルグルタミン酸Na・ラウロイルメチルアラニンNaなど・・・。
こちらが代表的アミノ酸系で、低刺激で安全性が高く保湿力のあるタイプ。敏感肌の方におすすめです。
気をつける点としては、洗浄力には欠けます!!
また、天然のオイルを使ったオイルシャンプーもオススメで、オイルシャンプーは、界面活性剤を含まないものが多いため、頭皮や髪の毛の汚れを浮かして落とすので、地肌と髪の毛を優しく洗い上げてくれます。頭皮に潤いを与えてくれます。
アルガンオイル・ホホバオイルなど・・・。
気をつける点としては元々頭皮の油分が多い方はべたついやすいです。
髪の毛が細くて軟毛の方は、ボリュームがなくなりやすいです。
- 肌や髪の毛に優しい刺激のないもの
低刺激シャンプーの特徴として、添加物が少ない・石鹸系・高級アルコール系・石油系界面活性剤不使用で頭皮に刺激があまり加わることがなく、皮脂も洗い流されないので安心して使うことが出来るものです。
またこちらのシャンプーもおすすめですので是非参考にして見て下さい⇩⇩⇩
女性の肌を考えて、洗浄成分をアミノ酸系活性剤と両性活性剤のみで処方した
シリコーンフリーの薬用スキャルプシャンプーです。
有効成分のピロクトン オラミンの働きで気になるニオイやフケ・かゆみを防ぎます。
また、頭皮のうるおいを保ちながら、蓄積された皮脂や汚れをすっきりと落とし、
頭皮を健やかに保ちます。
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➡アミノ酸系シャンプーやノンシリコンシャンプーはなぜ髪に良い? | 市販のシャンプーが良くない理由
補足
実は、シャンプー前にぬるま湯のみで汚れを洗い流すだけでも効果はあるのです!!
ある統計では、シャンプー前にぬるま湯で予洗いするだけで皮脂量の除去率は4割取れたという結果が出ています。
ちなみにシャンプーを使うと更に2割増しの6割ほど除去できますが、必要な皮脂量までも取れてしまいカサカサ状態になってしまいます・・・。
適度な皮脂量を残すためにも予洗いをしっかりして頭皮の乾燥に気をつけましょう!!
例外で、ワックス・トリートメントなどが付いている場合はシャンプーをつけて落として洗うようにしましょう。
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まとめ
いかがでしたか??
頭皮の乾燥に悩んでいる方には、色々知らなかった事いくつかお伝えできたかと思います。普段何気なくしている行動。頭皮に悪影響を与えている事もあったんではないでしょうか??
これを読んでいただいて、シャンプー選び、ブラッシングなどすぐにでも実践できることがあるので是非やってみましょう。
少しの意識だけで、頭皮の乾燥が改善される可能性があります!!
髪の毛美人になるためには、頭皮からきれいにすることが大切なので心がけてみましょう!!