白髪染めの頻度とは?どれくらいが一番いいのか?気になったとき?1か月?地肌のことを考えたときにあなたの白髪の量や気になってくるペースに
あった正しい頻度とは?という部分に着目して今回は紹介をしていきたいと思います。もちろん白髪染めも白髪を染めてカバーリングはしてくれますが
決して地肌を改善して、よくし行くものではありません、むしろ地肌に薬剤中の成分が残りっぱなしになっていると、のちにいらない反応となり
地肌や毛髪を刺激してしまいます。そういった地肌に関することも一緒にお伝えしていきますね。
目次
白髪染めを染める頻度・頻繁に染めるのはよくない!は、本当?地肌に与える影響とは?
さて白髪染めを頻繁に染めたらあまり地肌によくないの?という質問にお答えする前にでは一体どのくらいのペースで染めていけば
頻繁に染めていることになるのでしょうか?
美容室でされている多くのお客様は頻繁にされる方で、2週間~3週間、一般的には1か月~2か月という方が一般的だとおもいます。
ではその頻度で染めていけばいいのか?と言われるとそうではありません。
地肌や毛髪の刺激から言えば、1か月の頻度でも十分に頻繁に染めているとも言えます。
あなたの毛髪や地肌に合わせた頻度の設定が必要であり、過度に繰り返している場合には地肌のかぶれ・アレルギーに
つながったりすることもありますので白髪が気になったからと言ってむやみやたらに白髪染めはしないほうがいいといえるでしょう。
そして頻繁に染めていくのは地肌に負担がかかるのか?という点で言えば、もちろんかかります。というのが、本当のところです。
地肌への負担と言えば、漠然としているので、具体的な例を言えば、まず毛髪や色味を作り出している各種細胞に負担が行きます。
各種細胞に負担がかかり起こってくる問題で、皆様が一番気にされているはずの白髪の増加が考えられるのです。
そしてさらに白髪が増えるだけでなく健康的に毛髪を生やしてくれている毛母細胞などにも負担がかかるため、今までになかったような
細毛の悩みやうねり、パサつきや、乾燥、くせ毛なども引き起こされてしまうこともあります。
不思議な話で、きちんとデトックス処理をしていないと白髪を染めていきながら、白髪を増やしていってしまっているのですから。
そしてカラー剤の中に入っているアレルギー反応を引き起こす可能性のある物質により、
アレルギー反応が蓄積され花粉症と同じようにある日突然出てくるので、アレルギーが一度強く出てしまえば
今後染めていく際に激しく荒れてしまったり、ひどい場合にはアナフィラキシーショックなどがでて
呼吸困難などにも陥ってしまうことも最悪あるので、基本的に別の処置をとっていかなければいけなくなると思います。
と、実際に負担がかかり、悩みが出てしまってからでは遅いので、頻繁に染めていくことは控えた方がいいといえるでしょう。
ですが、もちろん頻繁に染めなければ、白髪が気になって外にも出られないわ!という方も中にはいらっしゃると思いますので、
そういう方はどうすればいいのか?というと、地肌に薬剤を塗って施術をしていく際の保護であったり、
施術後の処置のデトックスが非常に大切になってきます。
デトックスがきちんとできていない地肌や毛髪は少しずつ負担が蓄積され、老化促進の原因となってしまいます。
なので頻繁に染めていかれる方で一番大事なこととはやはり地肌の保護がきちんとできているか?ということや、
後の処理がしっかりできているのか?で白髪染めの薬剤の中にも入っている過酸化水素とは
毛髪内部で後々ゆっくりと反応をし続け刺激となっているのです。過酸化水素が残らないようにきちんと除去作業をしてあげることが
白髪染めをされている方への一つのアンチエイジングとなるので、意識的に取り組まれて行ってもよいのではないでしょうか?
白髪染めを染める頻度・あなたに合った白髪染めの頻度とは?
先ほどお伝えした地肌への影響はいったん忘れて頂き、デザイン的な部分や身だしなみ的な部分で、
伸び具合や地毛の黒髪に対してどのくらいの比率で白髪があるのかなど、人によって生える場所や目立ちやすさなどの状態は様々です。
ここでは全体の髪に対してどのくらいの白髪の比率で生えているのか?生え際にあるなしで適正と思われる白髪染めの頻度をお教えします。
- 白髪率が毛髪全体の10~30%・こめかみやもみあげ部分のみ白髪が気になる方は
1ヶ月半〜2ヶ月 - 白髪率が毛髪全体の30~50%・顔周りの生え際や頭頂部の分け目の部分などに目立つ方は
1ヶ月 - 白髪率が毛髪全体の50~100%・生えてくる髪の毛がほとんど白髪に感じる方は
2〜3週間
以上のことからもデザイン的な期間や身だしなみとしての白髪染めは長くとも2か月ほどがよいのです。
白髪染めを染める頻度・最長でも2ヶ月以内にした方がいい理由
白髪染めで染める期間は遅くとも2ヶ月以内の頻度にすることをオススメします。
自分でもなんとなく早めの方がいいのかな?と頭の中では考えていても、実際にここまで読んでみて、
頻繁に染め過ぎても良くないことも感じてもらえていると思います。
なぜその頻度が良いのかしっかりと理解をすると、自分の中での白髪染めの頻度を見極められるはずです。
そしてそんな自分の中でも染める頻度にはいくつかの理由があると思いますが、まず一番初めに染める理由はこれでしょう。
『見た目』
これが一番頻度を早めるのに大きな理由としては挙げられます。
毛髪は1日で約0.3ミリ〜0.4ミリ、1ヶ月で約1センチ〜1.5センチほど人間の髪の毛は伸びていきます。
2ヶ月という期間が経つと約2.5センチ〜3センチほど髪の毛は伸びていきます。
白髪率が少ない方でも、3センチも根本が伸びると白髪の存在が流石に目立ってきてしまいます。
そうなってくると、毎日のスタイリングで隠す事も難しく、周りの人にも確実に白髪が伸びてきているのが分かってしまいます。
自分で鏡を見た時に、顔まわりや頭頂部に白髪があるのを確認してしまうとすごく嫌なのはもちろんのこと、
他の人からの目線もやはり気になって嫌なものですよね。
ですが、一日の中でそこまで白髪を気にして生活をしてる場面はかなり少ないと思います。
我々美容師の様な職業でもなければ、1日の中で自分を鏡で見る機会 というのはそこまで多くはないはずですし、
生活をしている中で白髪の事が頭から抜けて、鏡に映る白髪を見るたびに少し染めたい気持ちになる。
その繰り返し繰り返しで限界を迎えて白髪を染めに行く。
周りからも白髪のことを指摘されるような状態になっていれば、
見た目の印象も良いはずはなく、なにより自分が一番嫌なはずです。
なので定期的にきれいな状態に白髪染めをしていくなら、自分の中で染める周期をきっちり決めることをオススメします。
今日染めたからしばらくは大丈夫。でもまたそろそろ白髪が伸びてきたから染めに行かなければ。
という感覚で考えていれば周期もばらつき、何かに理由をつけてあまり美容室に行かなくなってしまい美容室に対して積極的ではなくなってしまう。
1月の中頃に染めたのであれば、きっちり2ヶ月後の3月の中頃までには染める!
というような頻度の目安を作ることで、毛髪の綺麗な状態を保ち、次いつ白髪染めに行くか悩む事もなくなりますし、
身だしなみもずっと綺麗でいられるのです。
他に白髪染めをしにいく頻度のタイミングとしてあげられるのは
「カットとのタイミングに合わせている」
美容室には白髪染めなどのカラーリングだけではなく、ヘアスタイルとしてのデザインを楽しむ為の
カットやパーマといったメニューもされますよね?
2ヶ月という期間は、よほどのショートのスタイルの方ではない限り、前回のカットが崩れ始めてくる頃です。
1ヶ月半〜2ヶ月以内にカットとカラーリングをしていく頻度として設定することが、
素敵なスタイルを維持していく為には必要な事と言えるでしょう。
そして頭皮のターンオーバーを考えた時にもちょうどいい頻度です。
ターンオーバーというのは、皮膚(表皮)の新陳代謝のことを指します。
皮膚は何層かに分けられ、一番下の細胞がどんどんと表面に上っていき、角質化して垢となり剥がれ落ちます。
正常なターンオーバーというのは、部位や個人の差がありますが、28日周期で行われるのが理想とされていますが、
30歳を超えると、加齢のため長い方では、45日程度になってきます。
ですので、カラーリングでの頭皮への刺激を考えれば、
・白髪染めの頻度は28日は空ける
・1ヶ月半、45日程空ければ個人差はあれど頭皮への負担は限りなく少なくなる
以上を踏まえると、頭皮の健康や影響を最小限に抑えて、尚且つキレイに整った髪の状態を保つなら、
1ヶ月半〜2ヶ月以内がベストなタイミングといえるでしょう。
まとめ
白髪染めを染める頻度はわかりましたでしょうか?
色々と頻度を決めていくにも、さまざまな生活の違いや、感覚の違いもあるので一概にはどれも言えないのですが、
こういった部分を参考にしていただき、より良い綺麗な状態を維持できるようにしてみてもらうといいのではないでしょうか?
また白髪染めを染め続けることでの不安な点などがあれば気軽にご相談くださいね。