白髪が気になりだしたら、皆さんはまず白髪染めをイメージされることだと思います。ですが白髪染めに対してあまりいいイメージを
お持ちの方も少ないのではないでしょうか?なぜかというと、とりあえず白髪は染まるけど、おしゃれな色味なんて楽しめないんでしょ?
と、お思いの方が多いことだと思います。ではそんなイメージを払拭しつつ、最近の白髪染めでは色味も豊富に増えてきているので、
あなたが白髪染めやカラーリングにおいて自分に合う色味選びをされる際の参考にしてもらえればと思いますので、紹介していきますね。
■こちらもおすすめ!
⇒白髪染めのおすすめ!!使用法、タイプ別の選び方を知りたいあなたは必見!!!
⇒白髪染めでアッシュなカラーを楽しもう!白髪があるけどアッシュ系カラーにしたいあなたに!
⇒髪を染める色の選び方のポイントとは?!あなたに似合う色を探しましょう!
⇒白髪染めの人気ランキング!!みんなが選ぶときのポイントやおすすめを紹介!!
目次
白髪染めの色選びの前に。白髪染めってみんないつから使い始めるの?
白髪とは顔の周りなど毛穴が細く健康的ではない部分から色身を作る細胞がざっくりと老化やストレスなどで細胞の機能が衰えてしまい
白髪が生えてきやすくなり、一番目に付く部分から増えてくることが多いように思います。
自分の目につくと急激に気になって、白髪染めを皆さん考えだされることだと思います。
多くの人が30代半ば~40代前後に白髪染めのデビューをすることが多いと言われています。
なぜかというと、なんとなくはわかるとは思うのですが、世代的にもまだまだ周囲からは若く見られたく、
けれど年齢とともに出てくる白髪などの悩みには悩まされている方が増えてくるからですね。
今まではファッションカラーで明るめに染めていた人や、お洒落な様々な色味を楽しんできた人はなおさらですが、
白髪染めになった瞬間、もう明るい色味や、おしゃれなカラーが楽しめない…
と選択肢の幅が狭まったとショックを受ける人もいるようです。ですがこれから紹介をしていきますが
白髪が増えて白髪染めを使うからと言って染めれる色味の幅は狭まったりすることはありません。
ですが染め方に少し工夫や知識がいることなので、白髪はあるけれど、好きな色で白髪染めをしたい…
このように思った時、普通のカラーリングと白髪染めのどちらで染めれば良いか迷ってしまいますね。
ここからそんな白髪染めとファッションカラーとの違いを知っていきながらどういう選び方をすればいいのかを紹介していきますね。
白髪染めの色選びの前に。白髪の量によってはファッションカラーでもOK?
- 白髪を染めるのは白髪も丸ごと濃く染める白髪染め
- 明るく色味をつけたりしながら染めるのはファッションカラー
だと思われている方は実際まだまだいらっしゃる事だと思うのですが、現在ではだんだんとその垣根も無くなって来ているのが現状です。
なので、白髪が生え出したら、目立ち出したら白髪染めをしなくちゃ、という思いは捨てて頂いて構いません。
わたし達美容師がきちんとあなたのオシャレをバックアップ致します。
実際に白髪染めでも明るい色味や今までにはなかなか出なかったアッシュ系などの色味のラインナップも増えてきました。
逆にファッションカラーでは白髪は染まらないのか?というと、
わたしのお客様でもファッションカラーで白髪を染められるお客様もいらっしゃいます。
もしくは白髪染めとファッションカラーを混ぜて使う事もあるぐらいなので、
あなたのなりたい色味、明るさ、デザインなどはまだまだ可能性が無限大です。
と、少し話が逸れてしまいましたが、全体の白髪の量によって、ファッションカラーで全体を明るくして
あげれば数本の白髪ぐらいでは目立たないでしょうし、全体の白髪量が多く、しっかりと白髪は染めてしまいたいのであれば、
白髪染めで希望色にしていく感じかファッションカラーと混ぜる事で、あなたの希望のイメージに近づけて染めることは十分に可能です。
そのほかにもデザイン的な部分では、ハイライトやローライトを入れて白髪をデザイン
していくようなヘアスタイルも最近では見かけられるようになりましたね。
そして白髪染め、ファッションカラーとの違いは染料の濃さや明るさの違いともちろんあるのですが、
一番は白髪を染める事に特化しているか、いないのか?の違いなのです。
白髪にはなぜ黒髪と同じように色味が入らないのか?
黒髪を作り出している、メラニン色素というのは聞いたことがあると思うのですが、そのメラニン色素は水分を含みやすく出来ています。
なので、黒髪は元々メラニン色素を抱えて生えて来ているので、薬剤は毛髪内部の水分を伝って浸透し、作用するので
しっかりと作用し染まるメカニズムとなっているのです。反して白髪は見た目からもわかるようにメラニン色素が
ほとんど含まれずに生え出しているので、黒髪に比べて水分を弾きやすい揮発性の髪の毛である事がほとんどの為、
薬剤を塗っていっても黒髪は染まっても白髪の部分だけ薬剤を弾いてしまい、なかなか染まらないと言った事が起こります。
そしてメラニン色素だけでなく、毛髪内部には水分の通り道となる油分の層があります。
我々美容師の業界ではCMCと呼ばれているものなのですが、
このCMCの一部の層に白髪染めやファッションカラーの染料が定着し、色味が発色する事が解明されているのですが、
白髪として生えている毛髪は、CMCの量が黒髪に比べた時に減少している事も発見されました。
なので白髪に対して有効なカラーにおけるアプローチとは、水気の少ないコッテリとした白髪に弾かれない剤状にすることと、
CMCをカラー剤内部に含有させ、CMCと一緒に毛髪内部に運び込まれ色味を乗せやすくするといったアプローチなのです。
上記のような部分で、白髪に対してのカラー剤の染まりやすさや染料濃度の配合などの違いに
白髪染めとファッションカラーにおける違いがあるのです。
ですがこのような違いは一般の消費者からすれば染まるのか?染まらないのか?といった部分でしか違いを感じられないので、
あまりこだわる必要が無いというか、そこまでこだわれない事でしょう。
白髪染めの色選びのポイントは?肌タイプから見るあなたに合った色味選定はこれだ!
さて大変長らく知識の部分を勉強いただきましたが、いかがでしたでしょうか?
ここからはこの記事の本題の部分の肌タイプから見る、白髪染めの色選びのポイントをお伝えしていきたいと思います。
色味も様々な色味が増えてきました、と先ほどお伝えさせていただきましたが、逆にたくさんの種類が増えているからこそ
実際にどんな色味を選んで染めてもらえばいいのかわからないことだと思うので、紹介していきますね。
そして基本的に頭に入れておいて頂きたいのは市販されている薬剤にはだれが染めても染まるような色味が配合されており
ベースにどの色味にも濃い目のブラウンが入っています、それは白髪をしっかりと染めていくには必要不可欠な色味なので
絶対的に入っているんだとご理解の上、ご利用くださいね。
また美容室での薬剤では原色の出るような鮮やかな白髪染めも出てきているので
しっかりとあなたのなりたいイメージを相談の上、カラーを進めてもらってくださいね。
白髪染めの色味ーオレンジ系
オレンジ系といえばまず代表的な色味となってくるのはもちろんオレンジや、橙色、カッパー、キャロットオレンジなどなど
様々ありますが、そのような色味にさらにブラウン味の色味の混じったウォームブラウンや
オレンジベージュなども色味で言えばポピュラーなオレンジ系だと思います。
そんなオレンジ系の白髪染めは比較的染着しやすく、カラーのイメージとしては明るく活発な印象があり髪の艶が出やすくなります。
イエローベースさんの肌にはとても馴染みも良いので顔色がパっと明るく、顔全体の印象も華やかに見えます。
以上のことからもわかるように肌タイプで言えばイエローベースさん、瞳の色は明るめの方が選ばれると間違いがないでしょう。
パーソナルカラーでいうところのスプリングさんにもっとも似合う色味で、深めのオレンジ系で行く場合にはオータムさんにも
フィットするオレンジ系はイエローベースさんにはかなりおすすめの色味だといえるでしょう。
お化粧する際にもオレンジ系のチークやリップと合わせるのもいいですね。
白髪染めの色味ーレッド系
レッド系ははっきりとした鮮やかな色味ですね。深紅の赤や赤といってもやわらかい雰囲気の朱色や深みのあるワインレッドなど
幅広くあります。印象としては情熱的な印象や力強い印象があるのが特徴です。もちろん深みのあるレッド系のブラウン味もあります。
白髪を染めることだけに着目すると、一番色が入りやすいのが赤系の染料です。
ウォームブラウンもメーカーによってはオレンジ味よりも赤味のほうが強くレッド系に当てはまり、
艶と深みがあり落ち着いた色になります。印象は力強く、個性的に見えます。
鮮やかな力強いレッドにしたい場合には日本人には少ないですが、ウィンターさんがドンピシャで似合うのですが、
朱色や少し柔らかい印象になったレッド系はスプリングさんが似合うので
ブルーベースでも艶やかな透明感のある方は挑戦してみてほしいですね。
白髪染めの色味ーピンク、バイオレット系
白髪をピンクや紫に染めるなんて少し抵抗があるという方もいらっしゃると思います。ですがピンクや紫ももちろんほかの薬剤同様に
ブラウン味が混ざってくるので、ナチュラルでツヤのあるラインに変わります。実はピンク系やバイオレット系は数ある色味の中でも
ツヤ感や上品さというものを一番に感じる色味なのです。
これらが似合うのはいわゆるブルーベースさんなので、パーソナルカラーでいうところのサマーさん、ウィンターさんが該当します。
原色に近い鮮やかな色味ならウィンターさん、ペールトーンのような淡い色味ならサマーさんがとてもよく似合います。
ナチュラルに染めると白髪染めをしている感も目立たないので、お洒落に決まります。
白髪染めの色味ーアッシュ、オリーブ系
日本人がもともと持ち合わせている赤味に加え、白髪染めにも含まれている赤味でさらに赤くなるのが嫌だ!という方には、
アッシュ系・オリーブ系の色味での白髪染めがおすすめ。日本でここ数年ひたすらトレンドを網羅している
アッシュ系カラーがずっと人気の秘密はここにあります。赤みを嫌う日本人は案外と多く、赤みを消した柔らかい外国人のような
透け感を求めて皆さんアッシュ系を選択されているのです。
さてこちらのアッシュ系、オリーブ系は割と複数の肌タイプさんで似合わせが可能なのですが、
一番やはり似合いやすいのはブルー系はブルーベースさんグリーン系はイエローベースさんではないでしょうか?
挑戦しやすい色味の反面、微妙な色味の違いがあるため、微妙に似合う色味を外してしまうと、表情がきつく見えてしまったり、
疲れて見えたりすることもあるので注意が必要ですね。
ちなみに淡めの色味は先ほども紹介したサマーさんが、
原色に近い鮮やかなブルー系などはウィンターさんが
深みのあるかっこいい色味はオータムさんがそれぞれ似合います。
ちなみに鮮やかなパステルなビタミン調なグリーン系はスプリングさん似合ったりと
アッシュだから~とほかの色でもそうなのですが絶対に似合わない色というのはあまり存在していません。
色の中でも深みや、淡さ、鮮やかさなど色味の混ざり合うバランス次第であなたの肌タイプに似合うものがきっとあるはずなので、
ご自分の肌タイプにあった色味を探してみてください。
まとめ
色味の持つ雰囲気などと照らし合わせてご自分の肌がよりイキイキと見えるような色味をぜひ見つけてみてください!
今はネットでのパーソナルカラーのセルフ診断が流行っていたりしますが、8割がたは間違えているといわれていたりするので
きちんと知りたい方はDRANに相談していただければ診断のメニューもご用意してありますので
ぜひ一度体験されてみてください。