肌に優しいとうたわれているヘナカラー。では一体ヘナカラーでいつもと同じように染まるのか?
本当に肌に全く刺激はないのか?いいことばかりが耳には入ってきやすいですが、
そういったヘナの本当の部分を調査し、お話をしていきたいと思います。
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ヘナで白髪染めをしていく前に知っておきたいこと!そもそもヘナカラーって?
よく巷で耳にするヘナカラー。
- 自然由来なので肌に優しい
- 科学的なものが入ってないので地肌や髪への負担がない
という印象が強いと思うのですが、実際のところでは、ヘナカラーで肌が荒れている方もいらっしゃいますし、
髪・地肌も痛んでしまうものも存在します。
ではなぜなのか?自然由来のものであれば確かに、地肌には安全な印象も強いと思うでしょうし、
地肌・毛髪へのダメージが少ないとも思われることだと思います。
ですが実際には100%天然成分の化学物質のものもあれば、100%天然成分配合とうたっていながら化合物質が入っていることもあります。
Check
- 化学物質とは自然界にもともと存在する化学的な物質のことで、虫や他の動物がもともと持っている毒素なども
化学物質と呼ばれていて、人体には有害だったりはするが、その生物が死んだときなど、化学物質が地球に
悪影響を及ぼすのかというと、きちんと自然に帰るようにできているのです。- 反面人間が作り出している薬品などは化合物質と呼ばれ、もともと自然界に存在しない物質を作り出していて、
洗剤やシャンプーなど生活が楽になったりとしている反面、現在では大きな問題となっている
環境汚染などにもつながっているように自然にはやはり悪いものだといえるでしょう。
なぜ、このように体に安全なのは化学物質であるヘナ単品だというのに、化合物質を混入させたりするのかというと、
やはりヘナだけでの染まりあがりに比べた時に染まりあがりが全然違うためなのです。
もともとヘナとは、古くから存在していて、草木染めと同等の理論で染められていて、ヘアカラーにおいては、明るくなっている部分に対して
染料を付着させて染めているというメカニズムなのです。
ですので一般のカラーリングのような、地毛のメラニン色素を壊しながら明るくして、明るい部分にきれいな色味をのせていく
アルカリカラーとは全く違います。
あくまでヘナカラーは白髪部分や明るくなっているところに対しての染着と思ったいただいているといいのではないかと思います。
それもなぜかというと、暗い部分にも色は実質的には乗っているのですが、画用紙に例えてお話をすると、
白い画用紙にはなんでも色が塗れると思うのですが、
黒い画用紙には、何色を塗っても色味もわからないですよね?このような症状が髪にも起こっているのだと考えてもらえればわかりやすいのではないでしょうか?
なのでどうしてもデザイン的にアルカリカラーには劣ってしまう部分をカバーリングするために化合物質である、
毛髪を明るくする作用のある染料などを混ぜ込んで、ヘナだけどきれいに染まる、といった自然成分100%ではない
ヘナカラー剤が生まれてしまいました。
もちろんヘナカラー100%ではないので化学的な毛髪への負担や地肌への刺激ももちろんあります。
ですので元来ヘナにおいて魅力であった低刺激や、低負担といった部分がなくなってしまい、
髪はもちろん繰り返し行っていけば痛みますし、地肌に対しても敏感な地肌をされている方には
通常のカラーリング同等の負担が出ることでしょう。このようになぜヘナカラーを選んだのかもよくわからない状態になってしまうのです。
少し怖がらせるようなことを言ってしまいましたが、
あなたが髪を染めていくうえで気になっている部分を考慮し必要な処方をしてあげれば問題はないので
このようなそれぞれの特徴をしっかり抑えておきましょう。
Check
- ヘナは本来、暗めの髪の毛を明るくしたりする作用はない。
- 白髪部分や明るい部分に対してのみ色味が発色する。
- ヘナ100%のものはもちろん地肌や髪にも優しいが全く刺激がないわけではない
- 色味の種類が少ないため、おしゃれな色味を楽しまれたい方には不向き
と、ここまで紹介してきた中で、まだ触れていなかったのですが、ヘナならば肌にも優しく刺激も全くないと思われているかもしれませんが、
ヘナとはヘンナと呼ばれるミソハギ科の植物で作られているので、主成分はもちろん植物成分由来なので、
肌に対する直接的な刺激があるわけではないのですがやはり植物成分なのでアレルギーなどによる肌荒れなどは
起こる可能性がありますので、完全に誰でも肌に優しくて安全!と言い切れるものでもないことは覚えておきましょう。
そして色味も本来オレンジみを強く感じる色味がヘナの特徴となります。
染めたことのある方ならわかると思うのですが、なかなかに強力なオレンジに染まるので
その強力な色味をどうするのかと言えばデニムの染料としても使われているこちらもヘナ同様の植物性染料で、
インディゴという藍色の染料でバランスを取り色味などを決めていくのが主流なのです。
なので絶対的にヘナで染めました!というような強力なオレンジに仕上がるわけではないので、
どんな仕上がりがまだイメージに近いのかを少しずつ摺り寄せてあげればいいと思います。
まとめ
以上のことを踏まえて、あなたの毛髪・地肌に合わせたカラー剤をまずは選んで、あなたのしたいヘアーカラーに応じた
色味選びをしてあげれば間違いはないと思います。
ヘナカラー自体も毛髪の状態や、髪質に染まり具合も割と左右されるので、肌に優しくリスクが少ないという
メリットを感じながら気長に自分に合う選定を見つけてあげることが一番だと思いますので、
ぜひ少しずつ楽しんでいかれてはいかがでしょうか?
また次回はヘナで染めていくときのポイントや、
ヘナカラーはこうやって楽しむというようなアドバイス記事も書かせていただきますので
どうぞそちらも参考にされてみてくださいね!