皆様は白髪染めに対してどのようにイメージをお持ちでしょうか?白髪がきっちり染まる?けど全体が真っ黒に染まってしまうから、
また新しく生えて来た白髪の部分と色の差がはっきりついているので逆に白髪が目立っている気がする。
白髪が生えだしたら白髪染めしましょうと言われてしまうと、なんだか負のイメージが強いような感じがしますよね?
そんな負のイメージを払拭する為に白髪染めの特徴や、白髪が伸びてきても気にならないようなを工夫紹介していきますね。
目次
白髪染めでカラーするときに気を付けていきたいこと
白髪染めにてカラーをしていくときに気を付けていきたいことがありますそれはいったいなんなのか?
紹介と解説をしていきますね。
白髪染めでカラーするときに気を付けたい色選びとは?
白髪染めでカラーをしていくとき皆さんご自分で白髪染めをされる方はなおさら気をつけて頂きたいのですが
色選びってとても大切なんです。なぜなのか?みなさんはご自分で髪の毛を染めた際にこんな風な経験はありませんでしたか?
- 箱に書いてあった色味を見て買って染めたら仕上がりの色が違う
- 明るめ白髪染めで染めたのに真っ黒に染まり髪もすごく傷んだ
- アッシュグレーで染めたら白髪も染まらず、色味もアッシュグレーにならなかった
- 染めていくたびに白髪が増えているような気がする
- 生えてきた白髪が気になりにくく染める方法とは?
など多くのお悩みを普段私たちはお客様から聞くのですが、そんなお悩みの原因を解明していきましょう。
白髪染めでカラー・箱に書いてあった色味を見て買って染めたら仕上がりの色が違う
このように色味を見て買ったのに仕上がってみたら全然イメージと違ったりしていたことはありませんか?
- ライトなブラウンの白髪染めで染めたのになんだか明るくならずに暗いままで白髪にはうっすらとブラウンが入っていた
- アッシュ系で染めたら白髪にはほとんど色味も入らず全体も普通に染まったぐらいでアッシュ味はあまり感じられない
- ダークなブラウンで染めたら、完全に真っ黒な感じで全然イメージと違った
などなど様々な失敗例があると思います。
それは、毛質や元々持っている色味の識別、
髪のダメージ具合に合わせた選定ができていないからなのです。
ライトなブラウンでもメーカーによって明るさや色味の微妙な違いなどがありもちろん同じ髪の毛に染めても
ライトブラウンで染めればライトブラウンに染まるのではないかと思われると思うのですが、
全く違った仕上がりになることも多いのです。重ねて言えば、同じメーカーでも同じ色味の薬剤を
続けて使っても毎回同じ色味には染まることは少ないのです。
それはカラー剤におけるダメージの影響です。特にホームカラーの白髪染めの薬剤とは
「誰でも簡単にきれいに染め上げれる」ような設定になっており、
染まりにくい方には向いているのですが、もともと染まりやすい人には負担が大きく作用してしまいます。
そしてしっかりと白髪も染まってくれるようにと非常に濃い染料が含有されているため、重ねて染めていけば、
毎回その濃い染料が重なって深まっていくので重ねれば重ねるだけ濃く染まりあがっていくのが特徴であり
最終的には黒染めなどと同じようにブリーチなどを用いないときれいな色味に戻ることができなかったりと
セルフでされる分には多少のリスクがあるのも特徴です。ですのでご自宅で染めるカラー剤もきちんとした色選びなどを
していかないと、後々取り返しのつかない失敗にもつながりかねないのでご注意くださいね。
白髪染めでカラー・明るめ白髪染めで染めたのに真っ黒に染まり髪もすごく傷んだ
ダメージのある髪に多く起こりがちな現象で、明るめの白髪染めといっても白髪染めである以上
どちらかと言えば染料濃度自体は濃い物になっているのです。
ダメージのある毛髪とは毛髪内部に本来ある潤いが減少していってしまう状態なのです。
なのでいわゆる健康毛とは、毛髪内部に潤いが十分にあり、薬剤などが浸透する分量などが
きちんとコントロールがされやすくなっている(水分コントロールという)のですが、
ダメージを繰り返し負ってしまっている毛髪に関していえば、潤いが減少していたり
毛髪内部のタンパク質が固く変性していたりする為にカラーリングの染料が浸透しすぎてしまったり、
逆にたんぱく質が固くなっていることで作用をあまりしなかったりと不確定な要素が増え
素人の方ではそういった敏感な毛髪の状態がわからずにカラー剤を使用してしまい起こってしまう失敗だと思います。
そして時間を置けば明るくなってくるかな?とカラーリングへの知識が乏しい場合には
余分に時間を置きすぎてしまったりして取り返しのつかないダメージを負って、
美容室でトリートメントをしないと追いつかないような悲惨な毛髪の状態に変わっていってしまう事でしょう。
白髪染めでカラー・アッシュグレーで染めたら白髪も染まらず、色味もアッシュグレーにならなかった
市販をされている白髪染めのお薬で、箱を見てすごくきれいだった、アッシュグレーという色味を買って
自分で染めてみたら、白髪への染まりも甘く、色味もきれいなアッシュには染まらずに、
ほんのり明るいブラウン調な色味になってしまいました。
これが何故かと言いますと、アッシュグレーという色味は色味自体は濃そうなのですが、
実はくすませた色味なので原色に比べるとやはり少し染料濃度は薄めです。
なおさら白髪染めと言うところがポイントで白髪染めのお薬で白髪もしっかり染めながら(濃い染料)
その傍で薄めの綺麗なアッシュグレー(薄い染料)を乗せる、というのはいささか矛盾していますよね?
特に市販されている薬剤では美容院で私たちがしているような複雑な調合や配合ができないため、
なかなかどちらもうまく染まる様には作りきれないのです。
そう言ったことから、白髪をしっかり染めるよりもアッシュグレーに寄せた方が
白髪も全体が明るくなる事で馴染むよね?というような狙いがあるのかもしれませんね。
じゃあ普通のおしゃれ染めで市販されているアッシュグレーの薬剤ならアッシュグレーに簡単に染まるのか?
というと実際にはなかなか難しいのです。
薄い染料の色味を乗せていく場合には薬剤本来の特性である、
毛髪内部のメラニン色素を脱色させながら色味を入れていくという特性は邪魔になってくるのです。
なぜなら毛髪内部のメラニン色素を削るようなパワーを持っている薬剤が、
そもそも薄い染料を壊さずに染める、というような繊細な機能は持ち合わせていません。
なので綺麗なアッシュグレーを狙って行きたければあらかじめメラニン色素は
ある程度脱色しているところからの方が綺麗なアッシュグレー(薄い染料)を出していけることでしょう。
白髪染めでカラー・染めていくたびに白髪が増えているような気がする
白髪染めを繰り返されている方には注意をしていただきたいのですが、染めていくたびに白髪が増えているかも?
という方のお悩みは実は少なからず影響があると最近の研究で明らかになってきました。
私たちの髪の毛は毛穴の中にいる、それぞれの細胞たちから成り立っていて、良く知られているのが
髪を作る細胞→毛母細胞
色味を作る細胞→色素細胞
とざっくりとした紹介ですが、このような大きく2つの細胞が働いてくれています。
これらの細胞が活発に活動を続けていれば簡単に言えば髪が健康にしっかりもとの地毛の色味で生え出してくる。
といったメカニズムなのですが、最近よくテレビなどでも見かけることも増えた活性酸素というものをご存知でしょうか?
この活性酸素とは身体中のあらゆる細胞を錆びさせてしまうと言われており、
簡単に言えば老化を促進させてしまう厄介者なのですが、
こんな活性酸素が身体に付着していたり、発生しやすい環境になっているとあまりよく無いのです。
この活性酸素と、カラーリングにどのような関係があるのかというと、
カラーリングのお薬には先程説明をさせて頂いていたメラニン色素を脱色させる力がいるのだと紹介しました。
そのメラニン色素の脱色を手伝ったり、染料が毛髪内部にしっかりと止まるように働いていたのは実は活性酸素なのです。
なので活性酸素とはカラーリングのお薬などには必要不可欠であり、カラーリングのお薬に
入ってしまっていると言うことは地肌からしっかりと染めて行きたい場合などには
多少なりつけざるを得ず地肌に活性酸素をつけてしまうことで、
地肌の老化(白髪への促進)なども多少はあると考えられています。
もちろんそう言ったメカニズムもわかってきた反面、解決策がもちろんない訳はないのです。
DRANでは地肌からしっかり染めたいお客様にオススメさせていただくメニューはデトックスで、
カラーリングにおける、地肌や毛髪内部に残したくない活性酸素をしっかり反応させなくして
地肌への負担をなくした状態でカラーを終えてあげることで健康な地肌をキープをしながらきれいなカラーリングも
楽しんでいただけるわけですね。
白髪染めでカラー・生えてきた白髪が気になりにくく染める方法とは?
みなさんは白髪染めをする際に白髪が気になって染めるようになるとは思うのですが
白髪染めをした後に染める以前よりも白髪が気になっていることはありませんか?
・なぜ染める以前よりも気になりやすくなってしまったのか?
なぜずっと気になっていた白髪を染めて1ヶ月程経った今こんなにもわずか1cmほどの白髪が気になってしまうのか?
それは今までと大きく違うこととは、全体を綺麗に濃くしっかりと染めた事による、
白髪とのコントラストにあります。根元からまた新たに生えてくる毛髪は白髪でもちろん生えてきます。
ですが以前に染めた部分はきっちり綺麗に染まっている事だと思います。
その毛先に染めている部分と根本の明るさのコントラストが今までよりもはっきりと出るわけですから
もちろん白髪たちは浮彫りにあって感じることでしょう。
ではそんな白髪との染めた後のコントラストをなくしていくためにはどのように染めていけば
なじんだ状態で新しく伸びてきても気になりにくく染めていけるのかを簡単に紹介していきますね。
- 白髪染めでの染まりあがりを明るめに設定する
- ハイライトなどを織り交ぜてしっかり染めたい髪の毛にあらかじめデザイン的にハイライトを入れる
このような手法がメインではあるかな?と思います。
- 白髪染めでの染まりあがりを明るめに設定する
こちらに関していえば簡単に変えていけますね。今まで濃くしっかりと染めてこられていた方は毛先に
濃い目の染料が残っていたりするので少しずつ変更していかないと根本だけが明るく染まってしまうので注意が必要ですが。
例えば根本が真っ黒の髪と、明るいブラウンの根本の髪の毛の中それぞれに
白髪が混ざっているとしたら、どちらがより白髪の存在感があるかというと確実にコントラストの強い
真っ黒の髪だと思います。
なので白髪を目立たなくさせるにはより白髪とのコントラストをなくした
明るめのカラーが向いているといえるでしょう。
- ハイライトなどを織り交ぜてしっかり染めたい髪の毛にあらかじめデザイン的にハイライトを入れる
最近ではハイライトを織り交ぜてデザイン的に明度差をつけて白髪を生かしたような
おしゃれなデザインも増えてきています。こちらのデザインを選択される場合には
一色で均一に染めていくカラーとは違うために、お仕事などで派手に見られてしまったりと、
規則面で縛りがおありの方には少し厳しいデザインではあるかもしれませんが
ハイライトの太さや量の調整をしてあげたり、白髪をそのまま活かしてカラーをしていると伝えれば
そういった問題は解決できるかもしれませんね。
まとめ
白髪染めでカラーをしていく際の注意点や考えるポイントや
より伸びてきても白髪が気になりにくく染めていくポイントなどをお伝えしてきました。
今では薬剤もたくさんの種類があれば手法もかなりたくさんの手法がありますので
ご自分のライフスタイルや、好みに合ったデザインに出会えることを
応援していますね!もしデザイン的なことや、お悩みの事があれば
お気軽にDRANスタッフにお問い合わせくださいね!