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パーマのダメージ!パーマの2剤でダメージが増加する?!その原因とは?

最近問い合わせにあるのが、2回目のパーマ剤をつけた後20分以上経っても誰も来ない。大丈夫かな?と思って焦っていたら数日後髪が傷んでた!

パーマの1剤には凄くタイムや薬剤に気を使うのに2剤にたいしてはあまり気を使わない美容師が多いようです。

ではなぜそのような事になるのか?パーマのダメージの原因の落とし穴を解説していきます。

 

 

パーマ剤の役割

 

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出典:タカラベルモント株式会社

まずパーマ剤には1剤2剤の二種類の薬剤を使います。

1剤の効果で髪の結合を切り、髪を柔らかくしていきます。

髪の結合を切りカールをつける事で髪の形を変形させて2剤で切れた結合を再びくっつける事で固定させパーマをあてていきます。

 

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1剤には主に髪の結合を切る還元剤とキューティクルを開き浸透力を良くするアルカリ剤が入っておりこの還元剤の効果で髪の結合がきれます。パーマの1剤は比較的沢山の種類があり髪質や髪の状態により使う薬剤を決めます。

2剤は逆に二種類しかなく過酸化水素かブロム酸ナトリウムだけになります。この2剤を酸化剤と呼び、切れた髪の結合を酸化させる事で再び繋げていきます。

ほとんどの美容師は髪の結合を切る時に物凄く気を使いなるべくダメージを与えないようにしますが2剤ではあまり気を使いません。

しかしそこに意外な髪のダメージの落とし穴が隠されていたりします。

  • パーマ剤のダメージの原因
  • パーマによる髪のダメージには主に
  • アルカリ剤によるダメージ
  • 還元剤によるダメージ
  • 酸化剤によるダメージ

があります。

 

アルカリ剤によるダメージとは一般的なパーマの1剤に含まれるもので、その役割は髪のキューティクルを開き浸透力を良くしたり、髪の結合を切る還元剤の反応を活性化させる働きがあります。

基本的に人の身体は弱酸性なのでアルカリ性では刺激になってしまいます。髪も同じでアルカリはダメージの元になります。よくプールに行くの人の髪が茶色くなっていたりしませんか?あれはアルカリのダメージで色が明るくなっているのです。

 

還元剤のダメージは、髪の結合を切るものでこれがなければパーマはあてられません。この還元剤の中にも沢山の種類がありチオやシスといった美容師には馴染みのあるものがあります。

還元剤の種類の違いは主に結合を切る力や作用する場所、反応するPH(アルカリ性の時に反応するのか酸性の時に反応するのか)の違いがあります。何がダメージになるかというよりは、その髪質に合った適切なものを使う事でダメージを減らせます。

還元剤は手術でいうメスのようなイメージで薬剤が強ければ強い程沢山切ります。沢山切り過ぎるといくら後でくっつけても体に負担がかかります。髪も一緒で必要最低限の結合を切るようにしないと髪のダメージになってしまいます。

この2つは主にパーマ剤の1剤によるものです。

酸化剤によるダメージが2剤になってきますが、ここを疎かにする人が多いようです。

 

 

パーマ2剤によるダメージ

 

 

1剤では主にアルカリや還元剤によるダメージがありました。これらはすぐに影響が出るもので特に気を使う場面ですが2剤ではあとは定着させるだけと気を緩めやすいタイミングでもあります。

しかしこの2剤をしっかりとしておかないと後で髪のダメージとして現れる厄介なものです。

パーマの2剤では切れた髪の結合を再結合するだけと簡単に考えている美容師も多いですがこの再結合をしっかりとしておかないとダメージの元になります。

1剤の種類や濃度などと2剤の種類や塗布量、濃度放置時間など適正なものにしておかないと酸化不足で上手く再結合してくれなかったり、2剤が過剰に反応してしまい髪のダメージとして残ってしまいます。

一番大切なのは切れた結合をなるべく元の状態に戻すように再結合することです。

しかしこれらはお客様には分からない部分ですよね。2剤の放置時間があまりにも短い場合や長い場合には注意が必要かもしれませんね。

 

 

パーマ2剤の重要性

 

 

パーマの2剤を疎かにすると思わぬダメージを与えてしまいます。

1剤でどんなに頑張ってダメージを抑えて髪の結合を切っても2剤でキチンと再結合出来なければそもそもパーマはあたりません。

パーマの失敗で2剤の定着不足(酸化不足)もありえます。手術中メスで切ったところはきちんと縫合しないと大変な事になりますもんね。

またキチンと再結合させる為には薬剤の特徴を知っておかなければなりません。

2剤には過酸化水素、ブロム酸ナトリウム二種類の薬剤がありますが

 

過酸化水素はアルカリ性の時に活発に反応し反応速度も速いので放置時間も短いです。しかし酸化不足になりやすいのでしっかりと塗布していかなければなりません。反応後は水しか残らないので比較的柔らかな質感になります。

 

プロム酸ナトリウムは酸性の時に活発に反応し反応速度はゆっくりなので過酸化水素よりも時間がかかります。浸透力は良くないので2度付けでしっかりと塗布する事が必要です。残留物質が仕上がりの髪に少しハリやコシをだしてくれます。

 

このようにそれぞれに特徴がありキチンと使いこなす事で髪のダメージを無くします。

逆にこれらが疎かになるといくら綺麗にパーマをあてても酸化不足による髪のダメージが出てきたり、反応仕切らずに残ってしまった薬剤が自宅に帰ってからも少しづつ反応して、ダメージを促進させてしまいます。

なのでしっかりと適切な薬剤処理でキチンと行うことが大切です。また不要な薬剤はキチンとデトックスしておかないとこれもダメージの原因になります。

デトックス動画↓

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?

パーマのダメージには沢山の原因がありますがパーマの2剤は軽く見られがちです。

しかし2剤こそがとても大事で重要になります。

これがキチンと作用していないとパーマがあたらなかったり、ダメージを促進させてしまいます。

どれも適当にやって良い施術はありません。キチンと一つ一つ丁寧にやっていくことがダメージを減らす一番大事な事です。

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