パーマをあてた時、みなさんはどのくらいのペースでまたパーマをあてますか?
あんまり頻繁にあてすぎるのも良くないかも?かといって期間が空きすぎるともうパーマが残っていなかったり。
これからパーマをあてようと思っている方は特に気になるかと思います。今回はそんなパーマをあてる頻度。
どれくらいの期間でパーマをあてていけば良いか解説していきます。
パーマの平均的な持続性
これはその人の髪質や長さ、スタイルにもより大きく分かれますが、平均的に2ヶ月~6ヶ月が一般的なサロンでのパーマをあてるペースになります。
これに髪の毛のハリコシがありしっかりとした髪質の方であれば3ヶ月以上しっかりとパーマは残ったままでしょう。逆に髪にコシがなく柔らかな髪質の方であればパーマはとれやすくなるでしょう。
また髪の長さもあります。
基本的に髪が短ければ短いほどパーマのもちという部分ではあて直す期間が短くなります。元々パーマをあてる幅も少なくまたカットをする頻度も多くなるのでパーマをあてた部分はすぐに無くなってしまいます。結果すぐにパーマがとれたとなります。
逆にロングの場合であれば長ければ長いほど持ちは良いと思います。特に長さを毎回切らずしっかりあてておけば大体5、6ヶ月持つ方もいます。これはスタイルにもよりますが毛先だけのワンカールや緩めのパーマでスタイリング剤でセットをして初めてパーマ感が出るような強さのパーマだともちは短くなりますロングの場合でも2ヶ月の場合もあります。
これら髪質(髪のハリコシ、太さ)髪の長さ、パーマの強さ(スタイル)を複合的に合わさりパーマのもちが変わってきます。
パーマのもちは髪質によっても変わる
パーマのもちは髪の太さ、ハリコシ、ダメージレベルにより変わります。
髪が太い方は一般的に硬く、パーマの浸透に時間がかかります。最初は中々当たりにくい印象ですが一度パーマがあたると中々落ちません。もつ人では5ヶ月以上もつ方もいます。
逆に髪が細いと薬剤の浸透は良く、すんなりとパーマがあたりますが細すぎる髪は柔らかくウェーブやカールがダレやすい傾向があります。
またパーマが大きなカールだとすぐにストレートに伸びやすく1ヶ月の方もいます。
髪の太さと連動するように髪のハリコシでも変わってきます。
比較的に髪が太い方ほどハリコシや弾力があり細い方ほどハリコシ、弾力がなくネコ毛のような印象です。
パーマはハリコシや弾力があるほうが勿論パーマも綺麗にあたりやすくもちも良いです。
図のように自分の髪の弾力やハリコシをみてみても良いかもしれません。輪っかの部分を指で潰してみてしっかりと反発するような髪であれば髪にまだハリコシがあるでしょう。
また髪のダメージレベルによってもパーマのもちは変わります。
繰り返し明るいヘアカラーをしている方やホームカラーなどをされている方は髪の中の栄養分(ケラチンやCMC)などが流失しており髪の中がスカスカの状態になっていることがあります。
そうなっていると、そもそも綺麗にパーマがあたりにくかったり、あたってもすぐにとれやすかったりパサパサになって上手くまとまらなかったりします。
しっかりとしたケアや施術をしないとあっという間にパーマはとれてしまう危険性もあるので要注意です。
パーマはどれくらいに一度のペースが良いの?
パーマを繰り返しやる場合、目安となるおよその期間は平均2ヶ月~6ヶ月でした。
そもそも毎月のようにパーマをあてると髪に負担がかかります。
ダメージというのは蓄積されていくのでパーマやカラーなど、薬剤を使用すればするほど髪に負担が掛かります。ダメージがある日突然無くなることはありません。
カラー剤や縮毛矯正などはクリーム状の物が多いので新しく生えてきた髪や毛先などダメージが蓄積された所で塗り分けができ、ダメージの調整がやりやすいのですが、一般的なパーマ剤の場合はその多くが液体の為、ダメージの少ない箇所、多い箇所で塗り分けたりする事が難しく髪に余計な負担を与えてしまいやすい為です。(デジタルパーマなどは塗り分けが出来るがワインディングなど少し技術が必要)
なので新しく生えた髪は元気なのでパーマ剤の強さは比較的強めでも大丈夫ですが毛先の方がダメージしているとさらに髪に負担をかけてしまうこととなります。
逆に毛先のダメージに合わせたパーマ剤にしてしまうと根元の新しい髪は元気な為、毛先に合わせたパーマ剤では弱くうまくパーマがあたらない場合があります。
ドランでのおすすめの期間はメンズの方やショートスタイルの方では1ヶ月周期でカットをしていき2ヶ月に一度パーマをあてていく。
ミディアム、ロングスタイルであれば1ヶ月半~2ヶ月周期で3ヶ月に一度パーマをあてていくイメージでやっています。
2回に一度のペースでパーマをやっていくのが良いかと思います。
なぜ2回に一度かというとパーマあてる時もなるべく髪に負担をかけないようにしていきますがそもそも髪の根元と毛先ではダメージの差があります。なのでパーマをあてた後は一度メンテナンスの意味も込めてケアを中心にします。根元と毛先のダメージレベルの差をあまりつけないようにする事で長くパーマスタイルを維持していく事が出来ます。
またあまり次のパーマをあてる期間が長くなり過ぎるのも注意が必要です。
単純にパーマがとれてしまうのもありますがヘアスタイルが崩れてくる可能性も出てきます。髪型を大きく変えたりロングスタイルであればそこまで問題はないかもしれませんが、そのままにしておくとパーマのあたった部分とパーマ部分のバランスが崩れてきたりします。
これはボリュームの位置が髪が伸びることで下にさがっていくのでパーマをあてた時よりも重心が落ちスタイルが悪くなります。そういった場合はまたパーマをあて直す事をおすすめします。
ただあくまでもこれは目安であってそこに季節感やイメージチェンジなどでパーマをあてないスタイルなども間でやりながら1年間のヘアスタイルを楽しんでいけば良いかと思います。
まとめ
パーマのもちや次にパーマをあてる目安など大体分かってきたかと思います。
メンズ、ショートスタイルであれば2ヶ月に一度。ミディアム、ロングスタイルであれば3ヶ月~4ヶ月に一度。
これはあくまでも目安であって綺麗なパーマスタイルを維持していく目安です。パーマをもっともたせようと思えばスタイルやパーマの強さにより5ヶ月くらいはもつかと思います。出来る事ならなるべくパーマをもたせたいと思いますよね。
次回はどうすればパーマのもちがよくなるのか?気をつける事やケアの方法をご紹介していきたいと思います。