白髪染めって家で自分で施術している方もいるけどちゃんと美容院でやりたいわぁ。でも美容院で白髪染めするんだけど色々とわからない事が沢山あるよね。って方は必見です。
目次
白髪染めを美容院でした時の料金は?
白髪染めを美容院で定期的に施術するには一体どれくらい料金がかかるのか?
料金はサロンによって様々であります。ではその料金の差は一体なんなの?と言うと⬇︎⬇︎
- 技術の自信の差
- 高級薬剤を使っている
- ヘアカラーするにはカラー剤だけでなく他色々と必要になる
- 経営戦略的な部分での料金設定
と項目にしてみるとこんな感じでしょうか?
では解説していきます。
■技術の自信の差
これは美容師と言えども技量は様々色んな美容師がいます。そして色んな美容院もあります。その数は圧倒的に多いですよね。
美容師の試験は国家資格の美容師免許の他には実は存在しません。
- ヘアカラーのテスト
- ヘアカットのテスト
- パーマのテスト
など各分野に美容室独自のテストが存在します。資格といったものは美容師になる時の美容師免許くらいしかありません。
なのでサロンで教育カリキュラムを作り新入社員はそれを勉強していく形になります。
しかし近年ではあまりそういった美容室も時代の変化(離職率の問題から)から教育カリキュラムを作らないお店もでてきました。
なので美容師本人の自信の部分で料金的な差産まれてきているように感じます。
■高級薬剤を使っている
プロフェッショナルのヘアカラー剤といっても仕入れ価格など様々な値段の差があります。やはり最新の処方をされているものは仕入れ価格もグンっと上がります。最新の処方された薬剤がやはりいい!!っと言う意見は様々ですが薬剤一つとっても様々な仕入れ価格で取引が行われています。
■ヘアカラーするにはカラー剤だけでなく他色々と必要になる
この部分はかなり料金に関係してくるところになってくるポイントなのですがヘアカラーは色をつけるだけの簡易的なお薬ではありません。薬剤なので様々なメリット、デメリットが生じます。それらデメリット部分を除去するためにヘアカラー剤の他に色々な薬剤も必要となります。どんなのものかと言うと⬇︎⬇︎
- ヘアカラーはアルカリ剤なのでアルカリを中和するお薬。
- 1剤、2剤とあるヘアカラーの2剤の過酸化水素を除去するお薬。
- ヘアカラー剤の中にはジアミンと呼ばれるアレルギーが発生するものがあるのでそちらを除去するお薬。
っと大きく分けて3つ存在します。これらを詳しく知りたい方はこちら⬇︎⬇︎
そしてここではあえてヘアダメージを緩和するトリートメントは省きました。
トリートメントは別料金を頂いているところが多いためですね。
しかし上記の項目にあげたものはヘアカラー料金に含まれている美容室や別途料金など様々であります。含まれているところは当たり前ですが必然的にお値段がお高くなります。含まれていないところは別途料金で追加メニューとして勧められているか全く存在しないところも実はかなり多くあります。
そしてこのデトックスメニューが存在しない美容室はかなり危険だと個人的には思います。
■経営戦略的な部分での料金設定
地域性や競合美容室との差をつけるために手取り早く料金で差をつける美容院も少なくありません。
料金で差をつけないといけない美容室はその殆どが技術に自信があまりないのでそこを売りにしていないっという美容院が多いイメージです。
っとこんな感じに料金設定の差になる部分を記載しましたが気になるその美容院でのヘアカラー料金は?っというと一般的によく見るのが5000円前後が分かれ目かと思います。
5000円より上になれば髪の毛、頭皮に対してのいいメリットが望めるような気がします。(上記であげたヘアカラーだけでなくちゃんと髪、頭皮に悪いものをデトックスするなど。)
逆に5000円以下のところはヘアカラーと言えども色々と省かれたメニュー設定になっているかと思います。
なるべく安く白髪染めを美容院でしたい
なるべく安くヘアカラーができるに越した事はありませんよね?同じヘアカラー施術を受けるのならば安いに越した事がありません。
お安い美容院では大体カラーとカットで3000円代の美容院も最近では少なくありません。地域に一つくらいはあるイメージです。
しかし上記でもあげたようにヘアカラーは一般的には5000円からが分かれ目となります。
5000円より上なのか?下なのか?で大きく施術内容も変わってきてしまいます。
安くなるとそれこそ施術してくれる幅は大きく変わります。最後のドライヤーによるブローなどは自身で行わなければならないお店もあるほどです。
しかしそこは消費者の方が決めるところ。安い値段を探せばいくらでもでてくると思います。なのであなたに合った料金形態の美容院を探すのも一つです。
白髪染めを美容院で施術する頻度とは?
では白髪染めの頻度について解説していきます。基本的には白髪染めは濃く深い染料で構成されているヘアカラー剤です。
なのでそんなに簡単に色落ちする事はありません。ヘアカラーは施術した瞬間から3日程で空気中の酸素と酸化して完全発色を終えます。そこからは徐々に退色に向かうので全く色落ちしないか?っというとそれは間違いですがまた白髪になるのか?っと言われるとそれも違います。
白髪染めした毛髪が完全に白髪に戻るには相当な期間がかかります。
では頻度はそんなに頻繁でなくてもよいのか?っとなるのですが毛髪は徐々にまた生えてきます。白髪が生えてきた部分にはまた白髪が生えてきます。
そしてそのスピードは1ヶ月で大体1.5センチ~2センチ程伸びると言われています。
なので伸びるのが遅い方で1ヶ月で1.5センチ。早い方では2センチ程まで伸びてしまいます。
そして白髪染めをしていて全体が暗いヘアカラーをされている場合では新しく生えてきた白髪というのはすごく目立ちます。
白色と黒色のコントラストが強いためです。
そのような理由から白髪染めの頻度は大体1ヶ月に一回、遅くても2ヶ月に一回っというくらいの施術ペースになるかと思います。
白髪染めを美容院ですると色んな色が選べる!!!
市販では白髪染め用クリームが販売されていても中々色まで選べません。
しかし美容院ならば選べるのか?っと言いますと
選べます
しかし選べるのは選べるのですがここでも施術する美容師の技量にも大きく関わってきます。
色を発色させるにはかなりの経験と知識が必要となるからです。
ヘアカラーを作ってただ塗っただけでは暗いヘアカラーの場合は中々色を選んでもわかりにくくなります。(暗いため。)
そこを上手く発色させるテクニックが必要なので美容院選びが最も重要になるところかと思われます。
白髪染めを美容院でしたら明るく染められる?
白髪染めは今ではかなり色んな事ができる様になってきました。ひと昔前では考えられない程のライナップです。やはり日本全体の高齢化になってきているのでマーケットがそこを意識しているからだと感じます。
明るい白髪染めに関してはこれも可能です。
しかし明るくする事は可能なのですがそれと引き換えにヘアダメージが深刻化されてきます。
上記に記載した料金の話しではないですがそういったヘアカラーによる有害なものをデトックスする、ヘアダメージを緩和するというのはかなり大切になってくるところですね。
デザインの幅が広がればそれだけヘアケアはしっかりと理解して行う事が大切な様に感じます。
明るい白髪染めに関してはこちらの二つの関連記事もお読みください⬇︎⬇︎
白髪染めを美容院でしたけど上手く染まらなかった場合
白髪染めをせっかく美容院でしたのに上手く染まらなった。。。どうしよぅ。。
まず何故染まらなかったのか?を項目化してみます。⬇︎⬇︎
- 美容師のヘアカラー技術のミス
- 美容師のカウセリング(お客様との意見の共有)ミス
- お客様が自宅で自身で毛染めをした事がある
大きく分けるとこの3つになります。答えから言いますと施術した美容院でやり直してもらいましょう!なのですが原因も知っとくとこれからの美容院選びの目利きになると思うので解説していきます。
■美容師のヘアカラー技術のミス
ヘアカラーはただ塗るだけではありません。色んなところでミスする可能性があります。
技術のミスなのでもちろん美容師が全面的に悪いのですが何故ミスが起きるのか?っと言いますと
- 施術時間的な余裕がなかった
- 単純に雑な仕事しかできない担当者だった
この二つですね。時間的余裕がないというのはサロンシステムにも問題があるのかもしれませんね。例えば低価格で数をこなす美容院の場合ではやはり施術時間はタイトになってきます。もちろんタイトな施術時間でも完璧にこなせる方もいてますが皆んなが皆んなそうではないかもしれません。
そして雑な仕事というのは随所現れます。例えば髪の毛の扱い方やカラー剤を塗るときのハケの使い方など。ここも時間的な部分からの圧迫もあるのですが単純に大雑把な性格なのかもしれません。
■美容師とのカウンセリングミス
実は失敗に一番大きく関係してくるところはカウンセリングだったりします。
デザインイメージの共有がなされていなければ元も子もないですよね。
最終目的地が違うのですから。。
なので美容師側ももちろんミスを起こしたくないので当然しっかりとカウンセリングします。又お客様もしっかりと伝えてあげるといいでしょう。
なんでもいいですよー。
似合うものでいいですよー。
はもしかしたら美容師にとっては中々わかりにくいかもしれません。
まぁそこから真意を引き出すのが腕の見せ所でもあるのですが。。
しかしそれでもまだまだ不安な場合はイメージ写真などもって行くといいでしょう。
もちろんサロン側でもスタイル写真ブックなどはあると思いますがそこに目指すべきスタイルが乗っていなければ困ると思うので事前に用意してもって行くとさらにカウンセリングの質は深まるかもしれません。
■お客様が自宅で自身で毛染めをした事がある
お客様にご自宅にてご自身でヘアカラーをされてしまうと正直染まらない事も多々あります。何故染まらないかと言うと⬇︎⬇︎
- 一体どんな白髪染めを使用したのかわからないから
- どれくらいまでカラー剤を塗布したのか?リタッチのみ?中間まで?毛先まで?
- 酸化染料のヘアカラー剤(一般的なもの)ではない場合
- ヘアマニキュアを使用した
- ヘナを使用した
- 白髪トリートメントを使用した
っという感じです。
これらがはっきりわからなかったりヘアマニキュア、ヘナ、白髪染めトリートメントなどの毛髪の表面に吸着するタイプの白髪染めの場合は今回使用するカラー剤を弾く恐れがあります。
そしてこれはお客様から伝えてもらわないと気づけない場合も多々あります。
なのでなるべく自宅で自身で毛染めをするのはかなりハードルが上がると思うので(デトックス除去やダメージケアも行えないし。)
やめておいた方が賢明でしょう。
もしするならば次回美容院に行く際には
- どれくらいの時期に毛染めをしたのか?
- 使用した薬剤を写メしておいて担当美容師に見せる
などしてあげると失敗の確率はグッと下がるでしょう。
何故染まらないのが詳しくもぅ少し詳しくしりたい方はこちらも是非お読みくだい⬇︎⬇︎
ですが初めに言ったように失敗されたらとりあえずもう一度直してもらいにいきましょう。もぅあの美容師はいや!!っと思っている方もおられるかと思いますが一度施術して2回目ともなるとちゃんとデータも把握できると思いますし他の美容師に頼むより失敗のリスクは減っていると思います。
なのでなるべく嫌ではなかってらもう一度だけ施術のやり直しを頼んでみましょう。
それでもダメであればそこは判断するべきタイミングです。
白髪染め美容院で施術しすぎるとハゲるの?
白髪染めを沢山していたらハゲるのか?っとよく聞かれますがちゃんとした処方をしておかないとハゲます。
美容院で施術しすぎるとハゲる原因ではなくヘアカラー頻度がちゃんと1ヶ月に一回ならばその時、その時にデトックスメニューでヘアカラー剤の中に含まれている悪いもの⬇︎⬇︎
- アルカリ剤
- 過酸化水素
- ジアミン
を除去しなければなりません。これらをほっておくとドンドン頭皮の酸化が進み頭皮が老化してしまいます。
なので私はデトックスメニューは絶対に美容室にあった方がいいかと考えます。
しかしそれもサロンのスタンスによって大きく変わります。
ずっと長く顧客様とお付き合いを願うサロンならばそういうメニューは存在します。
ご新規様に沢山ご来店頂いて回転を上げていくとなかなかそう言ったコアなメニューは施術できない可能性があると思います。
白髪染め美容院の薬剤がネット上に販売されているけど自分でしちゃだめ?
ネット上でサロン専売品のヘアカラー剤が沢山売ってますね。値段もびっくりするほど安いです。中には我々がディーラーから仕入れるよりも安い値段のものもあります。
我々もびっくりするほどです。
じゃーこの薬剤使えばいいんじゃない?っとなりそうですが美容室の料金設定は殆どが技術料金です。
カラー➕カットで3000円でも利益は出そうと思えば出せます。
技術料が値段設定の大幅を担うから我々は日夜研究し、努力し新しいスタイル構築していきます。
デザインの他にも体に関わる事なども勉強していきます。
確かにネット上で薬剤は売っておりますが技術はネット上では買えません。
一般的の方が自身で毛染めをする場合沢山のリスクがおきます。それは今回一回では目に見えずにずっと繰り返しているとある日突然現れます。
そうなってからでは中々治療は難しくなるのと専門クリニックなどに通わないといけなくなります。
最早一生ヘアカラーを楽しめなくなる方やそれどころか一生ヘアスタイルを楽しめなくなる方までいるほどです。
我々は勉強してきたからこそお客様に伝えるのです。自身で施術をすると3年後、5年後、10年後、毛髪や頭皮はどうなっているのかわかったものではありません。
まとめ
いかがでしたか?
白髪染めを美容院でしたいけど色々わからない事が多すぎる方は必見!!!完全保存版!!!
美容院で施術を受けた方が良いのはもちろんわかってはいるのですがその本当の理由って中々わかりませんよね。
美容師さんも普段ご来店していただいているお客様に中々言いにくいところでもあります。しかし真実を知ってもらいその上で判断し選んでもらう。単純に料金が安いや手軽といったものではあなたの未来の姿は変わるかもしれません。
身だしなみなんて歳をとればとるほどどうでもいいのよ。っと思う方もいるかもしれませんが若々しく生きられるという事は元気だ!という証拠です。
明日からのあなたの未来を案じてあなたにあったものを選択する事をオススメします。