今回はヘアカラーの色落ち問題。染めてもすぐ抜けてくるヘアカラー。なんとか持たないのかな?もっと長くこの色を楽しみたいのに。っと思っている方は必見です。
又普段ドランではどんな工夫をしてヘアカラーの色落ち長く保てるようにしているのか?まで完全公開。
目次
ヘアカラー色落ちしない工夫とは?
ドランがヘアカラーする際にどんな事に気をつけているのか?を記載していくのですがやっぱりヘアカラーでの色持ちって大切ですね。よくお客様からも言われます。
でもドランでは色んな工夫の末ヘアカラーの長期色持ちを実現する事が可能になりました。
こちらの記事にも詳しく記載しておりますのでぜひ合わせてお読みください。
➡ヘアカラーを色落ちさせる理由と対策 | 美容師直伝の驚くほど髪色を長持ちさせる方法
ではどうやっているのか?をまずは項目にしていきます。
- ヘアカラーの2剤の調節
- 少量の白髪染めを入れる
- 黄色味を打ち消す色味を少量いれる
- サプリメントを配合したヘアカラー剤で施術する
- ヘアデトックスでカラーの薬剤を毛髪内部に残さない
っとこんな感じでございます。
沢山の試行錯誤の末にたどり着いたドランオリジナルのヘアカラー施術であります。
では今回のお客様のBefor⬇⬇
なかなかの明るさからのトーンダウンをしていこうと思います。
では先程上記に挙げた項目を解説していきますね。
ヘアカラーの2剤の調節
ヘアカラーに1剤、2剤とがあります。これをミックスして初めてヘアカラー剤として確立されます。
そしてこの1剤、2剤には沢山の種類があります。
中でも今回はこの2剤の調節を行なっていこうと思います。
2剤にはそれぞれパワーがありまして
- 6%
- 5%
- 4.5%
- 3%
- 2%
- 1.5%
- AC
とあります数字が強い順にパワーが強いと思ってください。
そして最期のACというのは1剤のカラー剤の中に含まれているアルカリ剤っというものを少し弱くしてくれる役割があります。
実はドランではこのAC(アルカリキャンセル剤)をかなり多様します。
中々使うのが難しい薬剤ですがちゃんと使いこなせるように配合マニュアルなどを組んでなるべく弱い力で染め上げていきます。
そして何よりこのACをミックスしたカラー剤は色持ちがすごくいいんです。
1日でも長く持つように配合の段階から気を配っております。
少量の白髪染めを入れる
白髪染めを入れてるの!?なんてびっくりされる事がかなりあります。
20代のファッションカラーのお客様にもかなりの割合で使用しております。
しかし絶対に誰も気ずきません。何故なら白髪染めなんて使ったの?思う程の鮮やかな色が発色するからです。
施術後に実は今回白髪めを少量混ぜているんですよ~っと伝えますと、え?そうなんですか?っと必ずいいリアクションがもらえます。
何故少し配合するのか?っと言いますと白髪染めは白と黒のコントラストを無くすほどの有能なカラー剤です。
偏にブラウン量が多いのです。
なのでこういった効果が見込まれます。
- ブラウン量が多いので色抜けがしにくい
- ブラウン量が多いのでベースとなりおしゃれ染の色が綺麗にのりやすい
- 染まりムラを皆無にしてくれる
こういった利点があります。
しかし使い方を間違えればこれも大失敗に繋がります。暗い!!の一言で終わってしまいます。
なのでこちらもドランオリジナルレシピマニュアルがで徹底されています。
黄色味を打ち消す色味を少量いれる
よく赤みのないヘアカラーで!っとオーダーされる事が多いです。
世はまさに大アッシュ時代です。
なので皆様限りなく赤みを抑えたい。しかし毛髪が黄色味に退色しているならば黄色味の反対色のバイオレットを少々混ぜてあげます。
こうする事で黄色味とバイオレットが混ざりあい打ち消す効果が見込めて希望のお色を素直に出す事が可能ですね。
また黄色味に退色する=ヘアカラーの色落ちっとなるので今回染める段階からバイオレットを混ぜてあげる事で黄色味に退色するのを抑えてくれます。
なので結果的に色持ちも良くなるという事ですね。
こちらも配合を間違えれば毛髪が赤みになってしまう事があります。
なので失敗しないようにドランオリジナルレシピマニュアルで全員共有しております。
サプリメントを配合したヘアカラー剤で施術する
現代ではかなり便利なものまででてきました。今までは上記のような技術的な工夫でなんとかヘアカラーの色落ちを防いできましたがなんとこんなサプリメントをカラー剤に混ぜるだけで驚くほどヘアカラーの色持ちが良くなります。
しかしそういった今までの技術的な工夫➕サプリメントの力なのでやっぱり勉強してスタッフ皆んなで切磋琢磨してよかったと思いますね。
ドランのヘアカラーは総合的に色持ちに優れていると言えると思います。
ヘアデトックスで薬剤成分除去
こちらのデトックスメニューはヘアカラーというよりヘアケアの部門になると思うのですがヘアカラーをする際切っても切れない程大切な施術であります。
最早このデトックスメニューでヘアカラーを終えなければヘアカラーの完成と言えるのだろうか?っと思う程です。
ヘアカラーはお流ししてもヘアカラー当日から二週間程度毛髪内部に残ります。
これがヘアダメージやヘアカラーの色落ちに繋がります。
なのでヘアカラーをしたらならば最後はこのデトックスでカラー成分を取り除かなければなりません。
詳しくはこちらの動画もどうぞ↓↓
ヘアカラー色落ちする本当の理由とは?
色落ちする本当の理由を聞くと皆様衝撃だと思います。
私も初めて知った時は衝撃をうけました。
実はヘアカラーは色落ち、色抜けしているわけではないんです。一度完全発色したものはそんな簡単に色落ち、色抜けしません。
では何故なのか?っというと上記にもあげたようにヘアカラー成分はその当日にシャンプーして洗い流しても毛髪内部で二週間ほど残ります。
なので微量のカラー剤が二週間かけてゆっくり発色している状態という事です。
ヘアカラーが色落ち、色抜けしているわけではなくてヘアカラーがずっと発色して明るくなっていってるという事です。
なのでドランではヘアカラー後にしっかりカラー剤を完全除去するデトックスメニューを取り入れております。
お客様の髪の毛を一回きりの施術ではなく長くお付き合いするための配慮だとドランは思っております。
では今回ご協力頂きましたお客様の施術が終わりました。
After⬇⬇
すごい綺麗なお色ですね。
ちなみに今日はシアーブラウンカラーです。
ご協力ありがとうございました!
ヘアカラー色落ちする期間とは?
では実際ヘアカラーってどれくらいもつものなの?
これはお客様個々で変わります。っというのもヘアダメージがどれくらいされているのか?によって大きく変わるという事です。
しかし普段のご自身と比べた時にドランでヘアカラー施術したら今までで一番持ちがいい!っと思ってもらえると思います。
大体の期間からすると1ヶ月から徐々に色落ちが始まるイメージです。
最長では2ヶ月程まで持つ毛髪の場合もありますよ。このヘアカラー色落ちの期間についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事もお読みください。
➡ヘアカラーが色落ちする期間と長持ちさせる方法 | 染め直しの目安は1ヶ月から2ヶ月!
ヘアカラーで色落ちするのは明るめのカラー?
明るめのカラーって色落ちしやすいイメージがあるかと思います。
しかし上記の工夫を全てこなすと中々の色持ちを再現しますがそれでも暗く染めた時と比べたらもちろん暗めの方がヘアカラー色落ちは遅いでしょう。
ですが明るめカラーで色落ちがものすごく早い方(一週間などで色落ちするなど)はヘアカラー剤が毛髪内部に残っている可能性が非常に高いです。
発色し続けているという事です。
しっかり薬剤を落とすヘアデトックスをおすすめします。
ヘアカラーの色落ちも楽しめるように施術する
ヘアカラーの色落ちがしない方がいい!!っという方は圧倒的に多いですがそれでもドランではヘアカラーの色落ちしてからのヘアカラーも楽しめるようにあらゆる時限爆弾を設置しております。
黄色味を防ぐバイトオレットを混ぜるなどはその為ですね。
まとめ
いかがでしたか?
ヘアカラー色落ちしないための工夫とは?実際にお客様でしているDRAN(ドラン)のヘアカラーをご紹介
ヘアカラー施術一つとってもこれ程までに拘りがいっぱい詰まっております。
そして残念ながらweb上に上げれない企業秘密の部分もまだまだ存在します。
それはドランに来て頂けた方のみの特権でいいかと思います。
ヘアカラーでも値段も千差万別。ドランは正直安い方の美容室ではないと思います。
だからこそここまでの拘り、毛髪への労わりができるヘアカラーがご提供できるのだと思っています。
そして髪の毛は生き物です。一度ダメージした仕舞えば絶対に元には戻りません。
だからこそ気をつけて施術をこれからもしていきたいと思う今日この頃です。