縮毛矯正をかけたのはいいけれど数日内にすごく汗のかくイベントがぁ…
大量の汗をかくと縮毛矯正とれてしまうの??っと悩んでいる方は必見です!
目次
汗と縮毛矯正の関係性本当にとれてしまうのか?
これは本当によく聞かれる事なので記事にさせてもらいました。
答えから言うと…
大量の汗をかいても縮毛矯正された髪の毛が元のクセ毛に戻る事はありません。
ちゃんと美容室で縮毛矯正の1剤、アイロン処理、2剤定着した髪の毛がそんなに簡単に元に戻る事はあり得ません。
しかし現に縮毛矯正をかけて大量の汗をかいたらくせ毛に戻ったよ。
っと言う方は残念ながらそれは美容室でそもそも縮毛矯正が失敗されたからだと思います。
縮毛矯正をかけて当日or数日間は調子がよくても1剤軟化不足、アイロン処理時の適正温度、2剤定着ミスなどあまりにも早いすぎる縮毛矯正のとれる現象は美容室の失敗に他なりません。
ではその原因について迫りたいと思います。
汗をかくと縮毛矯正がとれたと言われるその原因とは?
大量の汗をかいてもそう簡単にとれるはずのない縮毛矯正。
しかし実際とれた…。っと言う方は中にはいるそうです。
ネット上にはそう言った口コミも多数拝見しました。ではその原因をまず項目にしてみますと…
- 1剤の軟化不足
- アイロン処理時の適正温度
- 2剤による酸化がしっかり行われていない
- っとこういった要因が考えられます。
縮毛矯正の失敗は他にも沢山ありますが
他の縮毛矯正の失敗を知りたい方はこちら⬇︎⬇︎
今回は汗でとれるほど弱い縮毛矯正という事で上記のミスが考えられます。
ではその真相とは??
■1剤の軟化不足
1剤というものは髪の毛内部の結合を切断するお薬です。
結合を切るっというものは仮に今あなたがくせ毛だとしたらそのくせ毛の形に毛髪内部で結合がくっついて、くせ毛が形成されています。
縮毛矯正をかけてストレート毛にするにはまずその結合を切ってあげて新しい形を覚えさせて再度結合させるっという工程が必須です。
1剤はその結合を切る役目があるのですが今回は汗でとれるほどの弱い縮毛矯正。
1剤の結合を切る工程が甘かったのでは?と思います。
十分に結合が切れていない状態ですと当然ですが数日経てば元に戻ろうとします。
なので適量の結合を切らないといけません。
(しかしこれがまた難しいところでして切りすぎると今度はヘアダメージに繋がるので適量っと表現させてもらっております。)
このように1剤の軟化(結合を切る事)の失敗は命とりになりますので要注意が必要です。
■アイロン処理時の適正温度
1剤の軟化は上手くいったのにアイロン処理が上手くいかなったらそれも汗でとれるほどの弱い縮毛矯正になってしまいます。
アイロン処理は毛髪のストレートを新しく形取る役目があります。
くせ毛だったうねりや曲がりなどを綺麗なストレートに形取ってくれます。
その時のアイロン処理時に気おつけないといけないところがあります。
それは⬇︎⬇︎
- 適正温度で行っているのか?
- 毛髪の水分量を調節してアイロンを施術しているのか?
- アイロンのスピードがあまりにも早くないのか?
などがあがってきます。
適正温度というのはあまりにも低温で行っていないか?(毛髪状態では低温でするべき時もあります。しかし見誤ると失敗に繋がりますね。)
適正温度でないともちろんちゃんとストレートの形になりませんので非常に要注意です。
後アイロン処理を行う場合毛髪の水分量も大切になってきます。
カラッカラに乾いた状態でアイロン処理を行っても綺麗なストレートになりません。
しかし逆に水分を残しすぎてアイロンをあてがうとジュッ!!!っと音がして毛髪内部で水素爆発が起こります。
なのでちゃんとした適正の水分量を意識してアイロン処理を行う必要があるのです。
最後にアイロンを通すスピードです。
これはあまりに早くアイロンを操作してしまうと低温の時と同じで毛髪内部にまで熱が浸透せずしっかりとストレートに形を形成してくれません。
どちらかと言うと止まらない程度のスピードでゆっくり熱を毛髪内部に浸透させていくイメージで行うのがいいでしょう。
しかし決して一点で一時停止してはいけません。
一時停止してしまうとその部分は炭化されてしまい毛髪内部の成分が焼けてしまいます。
これをよくゆで卵に例えて話しをされる事が多いかと思いますが⬇︎⬇︎
ここの記事にそのゆで卵の部分はしっかり記載されていますので是非読んでみてください。
いかがですか?
アイロン処理一つとっても色々と難関が沢山ありますね。
縮毛矯正は非常に難しい施術となりますので確かな知識と技術が必要必須だと言えるでしょう。
もし仮にご自身でご自宅で縮毛矯正を施術しようと思うと本当に難しい施術となりますのでまずなかなか上手くはいかないでしょう。
それでも挑戦したい方はまずはこちらを必見です⬇︎⬇︎
■2剤による定着がしっかり行われていない
最後に2剤による定着の時に起こり得るミスです。
- 1剤軟化もできた。 (毛髪内部の結合を切る)
- アイロン処理も完璧。 (ストレート毛に形取る)
しかし2剤による最後のストレート毛への定着でミスをすると全て水の泡となります。
2剤の定着ミスっというのは上記にもあげたように1剤は内部結合の切断。アイロン処理は新しいストレート毛に形取る。
そして2剤で定着(ストレート毛に固定する)
この施術は縮毛矯正の最後の施術となります。
ミスする要因としては
- 2剤の塗布量の少なさ&ムラ塗布
- 適正時間の放置時間を守らない
などといった非常に簡単なところで最後にミスをしてしまっている事になります。
しかし2剤の薬剤の塗布量などは非常に大切であります。
少なすぎると本当に定着に甘さが出てしまい縮毛矯正をかけてもすぐ、くせ毛に戻るという悲しい結果になります。
なので2剤の最後までしっかりと注意しながら行いましょう。
いかがでしたか?
非常に難しい施術が沢山ありましたね。
しかし大量の汗をかいてしまうくらいでとれてしまう縮毛矯正はすごくお客様にとっても迷惑な話しです。
しっかりミスのないように心がけて施術を行っていきましょう。
縮毛矯正が簡単にとれた!!その解決策とは?
では原因はわかりました。沢山原因がありますがどれも非常に大切な施術ばかりでしたね。
難しい施術なのはわかりますが失敗してしまってはお客様に多大なご迷惑を被る事になりかねます。
そうならないように日頃からしっかりとした施術を心がけていきましょう。
ではその解決策に迫ります。
解決策は答えから言うと…
もぅ一度美容室にてやり直し施術をしてもらうのが妥当だと思います。
大量の汗をかいただけでとれてしまう縮毛矯正はやはり美容室側にミスがあったと感じますので。
では美容室でのやり直しに関して気になるところを記載していきます。
■美容院ではやり直しは無料なの?
数日前に縮毛矯正の施術をうけたが汗をかいてとれてしまった。
そのやり直しに費用はかかるのか??
結論から言うとその美容室によって違いは多少あるかもしれませんがだいたいの美容室は無料でお直し期間というものがあるかと思います。
当店では一応10日間のやり直し期間というものを設けています。
(やり直し期間なども美容室によってはばらばらなので要確認をオススメします。)
なのでもし汗をかいただけでとれてしまったらまずは施術した美容室にご連絡をして詳細を伝えもぅ一度施術を受けた美容室に行かれる事を強くオススメ致します。
縮毛矯正後2ヶ月経って汗をかいてうねる理由とは?
縮毛矯正をしてずっといい感じだったのに2カ月くらいしたら汗をかいたらハネるようになってきた。もぅとれたのかな?
っと疑問に思う方もいるかと思います。
そしてそのほとんどが前髪。
これはどういう事なのかというと縮毛矯正がとれたのではなく新しい毛髪、新生毛が生えてきて毛髪の根元の部分がうねりそして毛先がハネるっという現象が起こっています。
毛髪は1カ月でだいたい1.5㎝~2㎝伸びると言われています。
なのであまり伸びない方で1.5㎝と考えると2カ月で3㎝伸びる事になります。
そして前髪に関しては今眉あたりで作られる方が多いのでだいたい生え際から測って5㎝~7㎝っとなると3㎝も伸びてしまうとおよそ半分~半分強までくせ毛の新生毛が生えてきてしまっています。
そうなると毛先はストレート根元はくせ毛となるので必然的に根元がうねって毛先がハネるっという現象がでてくると思います。
今回は一番縮毛矯正がとれた!っと言われやすい前髪に例えましたが襟足や顔まわりといったアウトラインに関してはこの理屈が非常に当てはまる時が多いように感じます。
なのでロングスタイルの方はまだしも(それでも前髪を作っている方はこの理屈があてはまるでしょう。)
ショートスタイルの方はかなり影響がでやすいかと思われます。
やはりショートスタイルの方は比較的早めの処置が必要となるでしょう。
縮毛矯正の施術する頻度に関してはこちら⬇︎⬇︎
施術した縮毛矯正がとれる可能性のある行為とは?
汗でとれないのはわかったけど他にも気をつけるところというと…
まずは縮毛矯正後にとれる可能性のある行為を項目にまとめてみます。⬇︎⬇︎
- プールに入る
- 海に入る
- シャンプーでゴシゴシ磨く
- 髪を縛る
っといったところでしょうか?
これをすると絶対とれるよ!!って事ではないですが縮毛矯正をした数日間特に3日間は注意が必要です。
では解説していきます。
・プールに入る
プールは消毒のために強力な塩素が投入されています。
プール上がりに髪やお肌がバシバシになった。なんてよく聞きますよね?
あれは強力な塩素のせいですね。
塩素はいわゆる台所用の漂白剤と同じ成分と言えます。
そんなものを縮毛矯正のかけたての髪につけると間違いなくよくないのは想像できますね。
そしてプールでの塩素濃度の基準は定められていますが比較的強めに定められております。
又民営のスポーツジムなどのプールより市営プールの方がやや塩素濃度が高い事が多いようです。
一つ気をつけておいた方がいい行為と言えるでしょう。
・海に入る
こちらもプールと同じく塩分が気になりますね。
海の成分はというと
- 塩化ナトリウム
- 塩化マグネシウム
- 硫酸マグネシウム
- 硫酸カルシウム
- 塩化カリウム
っと言われています。
海水が口に入るとしょっぱいのでだいたい想像はつきそうですが。
こちらもプールと同じく塩分が強いので縮毛矯正をかけたての毛髪にはかなり悪影響を及ぼすと思われます。
またそれ以外にも硫酸マグネシウム、硫酸カルシウムっと硫酸の一種も混ざっているので縮毛矯正がとれる以外にも切れ毛を引き起こす原因ともされています。
・シャンプーでゴシゴシ洗う
よく美容室で縮毛矯正、カラー、パーマなどを施術した時に今日はあまりシャンプーしっかりとしないでくださいね。
っと美容師さんがおっしゃいますよね?
あれは市販のシャンプーにも海と同じく硫酸の一種が入っているためです。
強い洗浄力をもたせるために混入されているのですが髪にはすごく悪影響となります。
確かに髪の汚れはとれるのですがそれと引き換えに髪にすごくダメージを与えているという事です。
こちらのシャンプーに関しましては以下の記事に詳しく記載されています⬇︎⬇︎
又全てのシャンプーがいけないという事ではないですがオススメとしてはアミノ酸で作られたサロン用シャンプーを強くすすめます。
縮毛矯正をかけた後だけに限らず市販のシャンプーっと言うのはずっと毛髪にダメージを与えているものなので少しでも日頃毎日使っているものを変えてあげるとかなり効果がでやすいでしょう。
オススメシャンプーはこちら⬇︎⬇︎
こちはサロン専売品なのでネット上にも商品の販売は行っておりません。
もちろん当店は取り扱いサロンとして全種類ありますので気になる方はご連絡ください。
・髪を縛る
最後に髪を縛るっという行為。この髪を縛るだけが物理的な負担を髪の毛にかけていますね。
っというのも縮毛矯正は2剤の酸化促進で定着していきますが美容室での2剤定着だけでは全ての結合が繋がっておりません。
なので施術から3日間ほどかけて空気中の酸素とさらに酸化重合を重ねてゆっくり定着していきます。
そのゆっくり定着していく時にゴムや紐などで髪をくくってしまうとなかなか綺麗に定着してくれません。
すごく毛髪に物理的なパワーがかけられている状態なので最悪はうねって定着する可能性もあるほどです。
なので縮毛矯正をかけた3日間くらいは髪を下ろしてあげるといいでしょう。
どうでしょうか?
汗では縮毛矯正はとれませんでしたがとれる可能性が多いものは存在しますね。
しかしこうして解説するとわかってもらえたのではないでしょうか?
そりゃとれるよね。っとなる話しばかりだと個人的には思います。
まとめ
いかがでしたか?
縮毛矯正後に汗をかくととれてしまうのか?その真相に迫る!!!
ネット上にはすごく縮毛矯正後の汗について悩んでいる方が多くおられましたが結局は汗では縮毛矯正はとれません。
しかし色んな要因が重なって縮毛矯正後にしてはいけない行為なども理解されたかと思います。
毛髪は生き物でありなんでもかんでも上手くいきません。
ちゃんとした知識を持って扱ってあげないと色んな要因からヘアダメージなどを、お越しかねないかと思います。
又ヘアダメージだけでなくせっかくかけた縮毛矯正すらとれてしまう可能性もあるという事です。
しっかり理解してもらい気をつけてほしいものです。
そして自身の汗に悩んでいた方は全然気にされないで汗をかいてもらって大丈夫ですので
安心してくださいね。
では良き美髪ライフをおくってください。