黒染め – パーソナルカラー診断 大阪市 美容室DRAN https://dran-d.com Wed, 31 Jul 2019 00:04:37 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=4.9.10 染め粉でする市販のカラーリングの限界とは?希望の色味に近づけたいあなたは必見!! https://dran-d.com/archives/4694 https://dran-d.com/archives/4694#respond Fri, 27 Jul 2018 14:11:28 +0000 https://dran-d.com/?p=4694 手軽で、自分のタイミングで行える市販化されている染め粉でもキレイに染めるにはどうしたらいいのか皆さんお悩みのことだと思います。
自分で染めてみてもなかなかムラがなくならずキレイにならないし、明るくはなるけどパッケージで見ていた
イメージとは違う仕上がりにがっかりする事も少なくないと思います。そんなあなたに市販のカラーリング剤の限界を紹介していきますね。

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染め粉でする市販のカラーリングの種類と特徴とは?

いまやドラッグストアなどに行けば様々なカラー剤が販売コーナーにありますよね?
そんなカラー剤もかなり多くの種類を見かけることだと思います。

  • クリームタイプ
  • ホイップタイプ
  • スプレータイプ

ざっくりと大きく上記のようなカラー剤が多く見られる事だと思います。

そして市販のカラー剤には美容室で扱うカラー剤とは性能や特徴が大きく違う部分がありますので
まずは市販のカラー剤と美容室でのカラー剤の違いを紹介していきますね。

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染め粉の市販カラー剤の特徴、違いとは?

まず美容室のカラー剤とは何が大きく違うのか?というと、市販のカラー剤を買ったことのある方ならわかるかと思うのですが、
市販のカラー剤はひと箱で選んだ色味、明るさになるように、その人の髪の毛全部を染め上げるようにしか作られていません。

ですので美容室では当たり前のようにされている新しく生えてきた部分(新生部)と今まで染めていたダメージのある髪の毛(既染部)
を塗り分ける選定ができずに、カラー剤のパワーのコントロール複数の色味を重ねて補色を用いた選定をしたり
カラー剤のパワーを抑えた選定などができず髪に余分な負荷がかかったり、
希望の色味通りに発色をしないというようなことがあります。

美容室でカラーをされる際にもやってみたい色味などをしっかりと相談し、明るさや濃さ、デザインを決定していくことだと思います。

カウンセリングの結果をもとに美容師さん達は、あなたの毛髪に合わせた薬剤選定を行ってくれています。
薬剤選定って?と思われると思うのですが、こんなことを考えて実はお薬を配合してくれています。

  • 希望の明度になるためにあなたの髪に合わせた明るさの調整
    (明るくなりやすい方、なりにくい方で仕上がりの明るさの違う薬剤を使い分けます)
  • 希望色に仕上がるように地毛のメラニン色素に合わせた色味の調合をする
    (アッシュを希望の方にアッシュを単色で使ってもなかなかきれいに出ないものなのです)
  • 毛髪のダメージレベルに合わせた薬剤の選定をする
    (ダメージをしている度合いにより色味が明るく成りづらいことがあったり逆に暗く沈みすぎてしまう事もあります、
    繰り返しのカラーをされていてメラニン色素が脱色できている場合にはパワーを弱めてあげる処置などを施す。)

などあなたの毛髪の状態に合わせた繊細な毛髪診断が必要となっています。担当をしてくれている美容師さんがどこまであなたの毛髪にこだわって処置をしてくれているかはわかりませんが、
それぐらい毛髪の状態に合わせたカラー剤の色・明るさ選びとダメージ部分への配慮とは繊細であり大切なのです。

あくまで市販のカラー剤はだれでも簡単にしっかりと染めれる仕様になっているためその分のリスクや、簡単故に、
仕上がりのクオリティへのこだわりをお持ちの方には不向きかもしれません。

ですのできれいなこんなカラーリングをしてみたい!いうようなこだわりがある方はやはり美容師さんにお願いをすることが
一番キレイで、下手に繰り返しのカラーをせずに済みダメージレスなきれいな状態ですむため結果としてコスパが良かったりします。

そして続いて多くあるカラー剤の種類などを紹介していきたいと思います。

染め粉の市販カラー剤クリームタイプ

2剤式のカラー剤と一緒に、くしなどがセットになっているのが一般的なカラー剤です。
しっかりと伸びのよいクリームで、付属のくしなどに薬剤を取り出し塗っていくため、塗り分けなどがしやすく
新しく生えてきた部分や狙った部分にのみカラー剤を塗りたい場合などにはこちらのクリームタイプがオススメ。
クリームタイプのヘアカラーは、ホイップタイプのカラー剤に比べてこってりとした粘性があるため、
丁寧に塗っていき、塗布ムラなどにも気を付けていかないと仕上がりにムラが出てしまいます

そして染めていくコツとしては、オシャレ染めであれば全体に均一に量はたっぷりとまんべんなく塗っていくと失敗は少なくなります。
(一番難しいのは後頭部の中側で自分で塗っている方などは特に感覚で塗っていくと失敗が多いのがここです)

白髪染めでいえば、根本の新しく生えてきている部分には特にたっぷりと薬剤を使ってあげる方が白髪がしっかりと染まりやすいので
オシャレ染め、白髪染め、いずれにしても毛量の多い方は2箱以上用意しておくことが良いと言えるでしょう。
途中で足らなくなった場合は必然的にムラのある仕上がりとなりますので注意が必要ですね。

 

染め粉の市販カラー剤ホイップタイプ

ホイップタイプのヘアカラーは、ヘアカラー剤が柔らかいきめ細かい泡でできておりその泡状のカラー剤を使って染めるタイプのものです。

引用元:http://www.beautylabo.jp/whip/

まるでシャンプーをしているかのような感覚で、簡単で全体に塗布ムラも出来にくく
クリームタイプの物に比べると比較的均一に染まりやすいです。

引用元:http://www.beautylabo.jp/whip/

簡単に全体に薬剤が行きわたりやすいというのは魅力でもあり難点でもあります。
クリームタイプでは新しく生えてきた部分や、ポイントでの塗り分けもしやすく良かったのですが、
ホイップタイプでは簡単に全体に塗ってしまいがちなので、不要な部分にもついてしまう事が往々にありますので
塗り分けが必要な毛髪にはかなり不向きだと言えるでしょう。薬剤の作り自体はクリームタイプと大差はないのですが、
薬剤の操作性という部分でご自分に合ったものをご利用いただけば良いと思います。

そして泡でできている形状故にトリートメント成分が配合させづらいために、トリートメント効果が実感しづらく、
ダメージが他のカラー剤に比べると感じやすいのも一つ特徴としてあげられるでしょう。

なので市販だからコストも気にならないし、簡単に塗れて割ときれいに染まるからと、
まめに重ね重ね行ってしまうと大ダメージの原因ともなりますので取り扱いには注意が必要です。

 

染め粉の市販カラー剤スプレータイプ

スプレータイプのヘアカラーは、クリームタイプやホイップタイプとは少し違った一時染毛剤というタイプです。

スプレーのように髪に吹きかけるだけで色を付着させることができ、染めるのにそれほど時間がかかりません。
また、髪を洗うと色は落ちてしまうため、1日限りのヘアカラーです。
とても便利ですが、全体を毎日染めるにはなかなかの量を使う事となるため、非常にコストがかかってしまいます

なので緊急で黒くしないといけないときや、イベントごとの際に気分を変えてオシャレを楽しまれたい方などにオススメです。

染め粉でする市販のカラーリングの選び方とは?

上記のように、市販されているヘアカラーは大きく3つに分けることができます。
しかし、その中にも色々なメーカーごとに多くの製品が出ているため、どれを選んだらいいのか迷ってしまいますよね。
求めている仕上がりによってヘアカラー剤を選ばなければ、うまく染めることができない原因にもなります。

そこで、美容師目線でのヘアカラーを選ぶ時のポイントをご紹介していきます。

染め粉でする市販のカラーリング・簡単に染めたいならホイップタイプがおすすめ

先ほどもご紹介した通り、ホイップタイプは塗りやすく塗布ムラが少なく不慣れな方でも簡単に染めることができます。
自分一人では見えない部分もあるため、クリームタイプは塗布ムラがダイレクトに仕上がりのムラ感につながります。
自宅でセルフで髪を染めるときにはおすすめのヘアカラー剤です。

しかし、器用さに自信があるという方や、誰かに手伝って貰う場合にはクリームタイプがおすすめです。
クリームタイプは、塗布にムラが出ないように気をつけながら染める必要がありますが、しっかりと染まり
余分なところにつくことも抑えることが可能でセルフでするカラーの中では大ダメージにはまだつながりにくいと思います。

 

染め粉でする市販のカラーリング・自分に合ったカラー選びをするポイント

市販のヘアカラーでは、パッケージに載っている色通りに髪が染まるとは限りません。
上記記事にて紹介をさせて頂きましたが髪のダメージの度合いや元々持っている色素の違い、
色の抜け具合などによっても色の出方は大きく変わるため、自分の髪のことをしっかり分かっておく必要があります。

例えば髪の色味が黄色みが出ている時にアッシュ系(青み)カラーを使った場合と、
髪の毛にオレンジみが強く出ている場合では染まりあがりは全く違った仕上がりになります。

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単純に黄色みを帯びた毛髪にアッシュ系を単色で用いた場合には、黄色みと混ざり緑みが強く出ることでしょう。
逆にオレンジみを帯びている場合には、アッシュ系カラーは反対色なので、
オレンジみを抑えた柔らかい印象の仕上がりとなることでしょう。

というように毛髪の状態によって仕上げたい色味に対して使うべき色味は違うのが実際のところなので、
キレイに確実に染めたい場合にはやはり美容師に染めてもらうことが一番でしょう。

それでもどうしても染めたい場合には担当の美容師さんなどに相談をされてみてはいかがでしょう?

そしてカラー選びをするときに参考になるのが瞳の色です。

瞳の色が明るい方は、地毛も明るい色が似合うことが多いため、
市販のヘアカラーでは明るめを選んであげることで、あなたに馴染んだカラーにすることができます。

一方、瞳の色が黒い方は、色も暗めが似合うことも多いため、少し暗めの色を選ぶことで
より肌に馴染んだ似合う色に仕上がります。

また、髪質に合わせたカラー選びもある程度参考にしてもらえればいいと思いますが、
髪の毛が細い方はメラニン色素の赤味が少ないことが多く黄色っぽく染まることが多いです。
そのため、黄色系の色をなるべく抑えたヘアカラーを選ぶといいでしょう。

一方、髪の毛が太い方は色素量がしっかりとしていて赤味が強く出ることが多いため、
赤味を抑えたい場合は、赤系の色を抑えれるアッシュ系やマット系カラーを選ぶことをおすすめします。

このように、使いやすさ、染まりやすさと同時に仕上がりの色もヘアカラー選びの大きなポイントになりますよね。
これらを参考に選んでいただくと、きっと希望に近い仕上がりになりますよ。

染め粉でする市販のカラーリングの限界とは?

市販のカラー剤で一体セルフでどんな色味なら出せるのか?気になりますよね?

まず第一に、ご理解を頂きたいのは、セルフでのカラーリングにはやはりリスクがつきもので、ちゃんとした知識もなく
カラーリングがうまくいくようにと繰り返し繰り返しカラーを行ってしまうと
もう後戻りの効かない大事故につながってしまう恐れもありますので、本当に誰でも簡単に染めれる反面簡易さゆえの
パワーの強さなどは理解しておきましょう。

そしてやはりきれいな色に確実に染めたければ美容室を強くオススメしますが、選択は自由なのでどうしてもなら
ときちんとご理解を頂いたうえでここからはお読みくださいね。

まず限界としてはあまりなく、ちゃんとした知識があれば、割と様々な色味が狙っていけるかと思います。

例えばブリーチをしないと入らないような色味はセルフでブリーチを行ったうえで、
その抜け具合に応じた希望色をきちんと選定出来れば、希望の色味は出すことが可能でしょう。

ですが今かなり簡単に書きましたが、そこが実際のところ一番難しい部分なのです。

そこに私たち美容師も失敗を繰り返しながらでも研究し、きれいな色味を出すために努力を重ねている部分なので、
もし色相などに詳しい場合には、チャレンジを繰り返されてみてはいかがでしょうか?

くれぐれも友達がこのカラー剤を使ったらきれいに染まったよ!という情報はうのみにされないことが賢明だと言えるでしょう。

なぜならあなたと友達の髪の毛は必ずしも同じように染まるとは言い切れないからです。

と、これらのことを把握したうえで、自分の限界を探されてみてはいかがでしょうか?
そして限界を感じたら迷わず美容師さんに相談してくださいね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

市販の染め粉の特徴や、選ぶ際のポイントなどをお伝えし、あなたができる限界点がどのへんか、
しっかり把握していただいたうえで、セルフでチャレンジするのか?
美容室でお任せしてやってもらうのかは自分の向き不向きなどでも選んでもらえばいいのではないでしょうか?

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またわからないことなどあれば気軽にお問い合わせくださいね!

それでは本記事もご愛読いただきありがとうございました。

 

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黒染め後のヘアカラーとの関係性!!明るさ!色味に拘りたい方は必見!! https://dran-d.com/archives/3396 https://dran-d.com/archives/3396#respond Wed, 11 Apr 2018 03:05:41 +0000 https://dran-d.com/?p=3396 今回は黒染め後のヘアカラーについて記載していきます。黒染め後のカラーは本当に難易度が高く一歩間違えるとハイダメージを与えかねません。又黒染め後のカラーで明るさや色味などは拘れるのか?など気になる要点をまとめてみました。黒染め後のカラーで悩んでいる方は必見です!

 

 

黒染め後カラーを入れるにはどうすればいい?

黒染め後にカラーを入れるにはまずはしっかり残っている黒い染料を剥がさなければなりませんね。っと言っても本当に中々剥がれてくれないのが黒染めです。

剥がすにはこう言った工程が必須です。⬇⬇

  • ヘアブリーチで黒い色素を抜く
  • ライトナーで黒い色素を抜く
  • 脱染剤で黒い色素を抜く
  • 期間を空けて自然退色を待つ
  • 元々抜けやすい黒染めをしておく

っと言ったところでしょうか。基本的には既存の黒い色素を破壊する考え方ですね。もちろんこれで抜けるには抜けるのですが何分破壊する=毛髪までダメージを与えるという事は安易に想像できます。では項目づつに解説していきます。

ブリーチで黒い色素を抜く場合

はっきり言うと一番手っ取り早く抜けるのがブリーチによる脱染作業です。

黒染めだろうがかなりの抜けが期待できます。がデメリットがかなり多いのが目立ちます。上記の項目の中では一番ヘアダメージを与えてしまいやすいからです。

しかも下手にやるとムラムラに脱染されたり、赤色にふったりと様々です。なのでブリーチ施術で抜く場合はかなりの神経を使って施術しなければなりません。

ヘアダメージについては近年ブリーチのダメージを95%カットされる薬剤の発売でかなりのダメージ減少でブリーチ施術する事が可能になりました。なのでこう言った薬剤と複合させて使用する分にはかなり問題視していた部分がなくなるのでは?っと思っております。

ライトナーで黒い色素を抜く

ライトナーっという薬剤は普通のヘアカラー剤の色素が入っていないものですね。ヘアカラー以上の脱染力ブリーチ未満の脱染力と思ってもらえたらいいかと思います。

当然ブリーチよりもヘアダメージは軽減されます。がブリーチよりもパワーが弱いので黒い色素を取り除くのも弱くなります。

私の経験上ではまず一回では然程抜けない印象です。

ライトナーを使用して1ヶ月周期程で3回くらいの施術(トータルで3ヶ月要する)での脱染効果が見込めます。即日黒染めを抜いてヘアカラーしたい人にはかなり不向きな薬剤と言えるでしょう。

脱染剤で黒い色素を抜く

脱染剤とは毛髪のメラニン色素は破壊せずに黒染めの染料だけを抜き取る薬剤です。かなり便利な薬剤も最近では登場していますね。

ダメージがないわけではなく普通のアルカリカラーと同じくらいのダメージはありますがそれでもブリーチ、ライトナーに比べるとまだ全然ダメージが少ないと言えるでしょう。

黒染めの色素だけをとるのにかなり便利な脱染剤ですがその後のヘアカラーには少しテクニックが必要です。

この脱染剤に関しては一日でヘアカラーまでできる程黒染めを脱染してくれますので即日も大丈夫です。

ブリーチ→脱線剤→ライトナー

順に脱染力が強いです。

ブリーチ→ライトナー→ライトナー

順にヘアダーメジが大きい感じですので脱染剤は非常に使いやすい薬剤と言えるでしょう。

期間を空けて自然退色を待つ

期間を空けてカラーが抜けるのを待つのはいいのですが何か染めなくてはいけない理由とかがある場合は困りますね。

そして期間を空けて自然退色して人間の目視では黒染めが残っていなくても実際ヘアカラー剤を塗布するとまた黒くくすんでしまったなんて事もあるので一概に期間を空けてもいいとは言えません。

元々抜けやすい黒染めをしておく

黒染めでも色んな黒染めがあります。どんな黒染めかというと

  • 黒染めとして黒い色素を沢山含んだ薬剤
  • 白髪染めの3レベル、4レベルの濃いブラウンの染料でできている薬剤。
  • おしゃれ染めのブルーやグレー、スモークといった濁りみのあるヘアカラーおしゃれ染めの濃いブラウンと混ぜて作るブルーブラック、濃い色目のグレージュなど。

っと言った感じですね。

これらをうまく使って黒染めを行い基本的には3ヶ月程で自然退色するように黒染めする事も可能です。

黒染めの仕組みについて詳しく知りたい方はこちらの記事をお読みください。⬇⬇

➡黒染めを美容室で施術した方がいい?その本当の理由とは?

黒染め後カラーはブリーチなしできるのか?

髪質改善03

ブリーチしないと黒染めを抜く事は出来ないと思われがちなのですが上記にも記載したように様々な薬剤を使って抜く事ができますね。

中でも脱染剤はかなり便利な薬剤と記載しております。

そしてその脱染力はライトナー以上。最早ブリーチの代わりに使うのは脱染剤できまり!!

っと確かにそれはそれでいいのですがその後のヘアカラーはどうなカラーをしたいのか??

っでかなり使用する薬剤は変わってきます。

やはり脱染できてもブリーチ未満のパワーではハイトーンカラーのようなものは脱染剤では難しいかもしれません。

意外と黒染め後に多いオーダーがかなりのハイトーンカラーの場合があります。

これは今まで黒く染めて我慢してきたからかなり明るくしよう!!っという意思の表れかと思います。

そんな場合にはやはりブリーチがマストかと思われます。

その他のカラーには脱染剤の方が相性がいいと言えるでしょう。

黒染め後の次のカラー期間はどれくらい開ければ良い?

黒染めをしたがそんな急に染め直しをしなくてもいい。無理に黒染め後にカラーチェンジを行なってヘアダメージを与えるくらいなら自然退色するのを待ちます。っという方もおられるでしょう。

ではどれくらいの期間待てばいいのか?と言いますと大体3ヶ月くらいのイメージですね。3ヶ月経てば自然退色も可能なのですが全部が全部自然退色されません。

退色してほしい時は退色してくれなくて退色を防ぎたい時は中々防げないとヘアカラーは本当に難しいですね。ちなみに退色を防ぎたい方はこちらの記事もご覧ください⬇⬇

➡ヘアカラーが色落ちする期間と長持ちさせる方法 | 染め直しの目安は1ヶ月から2ヶ月!

どういう事かというとヘアカラーの黒い色素というのは非常に毛髪内部に残りやすく人間の目視では茶色に見えていても色素だけが残っている事は多々あります。

その場合次のヘアカラーを施術すれば毛髪内部で化学反応がおこり(酸化染料が重合し発色する)

前回に染めた黒い染料が一緒に重合される場合があります。

(再度発色してしまうと言う事。)

そうなると黒染め後のカラーで希望色を伝えていたとしてもまた少し濁ったお色になるでしょう。

なので何ヶ月あげれば大丈夫ではなく黒い染料を毛髪内部から除去してから次のカラーをするのが好ましいです。

除去するアイテムでは上記にもあげたブリーチや脱染剤などです。

黒染め後のオススメカラーは何?

黒染め後は上記にもあげたようにまずは毛髪内部から黒い染料を取り除くところから始まります。取り除いた場合大体の毛髪はイエロー、オレンジ、レッドオレンジになりがちです。なのでアッシュ、マット、バイオレットなどのお色がこれらの反対色になるのでこれらの薬剤を使用してまずはニュートラルな色味に戻してから次のステップに進めるのがいいでしょう。

  • イエロー反対色バイオレット
  • オレンジ反対色アッシュ
  • レッドオレンジ反対色マットアッシュ

これらを意識してバランスよく配合しニュートラルブラウンをまずは作り上げる。

そこからさらに次回のヘアカラーに希望色を入れていく。一度に黒い染料の脱染、無理をした希望色のカラーなどを同時に施術をしてをその時はオッケーなのですが色持ちも悪くあまり綺麗に発色されないので順を為して施術していくのがいいも思われます。

【1回目】黒染め(何ヶ月か経過)→【2回目】黒染め染料除去&ニュートラルブラウン→【3回目】前回のカラーから1ヶ月後に希望色のカラー

っというイメージで施術していくのがいいでしょ。

黒染め後のカラーを市販もののセルフで行うとどうなるのか?

シャンプー

ここまてで非常に難しい工程を踏みながら尚且つ毛髪へのダメージを考慮しながらの施術の仕方を紹介してきました。

それを市販の薬剤でセルフでやってしまうとどうなるのか?っというと100%ムラになり毛髪もバザバサになってしまうでしょう。それほど黒染め後のカラーは難易度が高いのです。

自身でセルフで施術をし失敗した~!!と嘆いて美容室に駆け込んでもそうなってしまうと手を打つ手段は最終手段のブリーチで完全に全ての毛髪の色素を抜くしか方法はありません。

染め直し期間

まだブリーチが使用できるレベルで毛髪に余力が残っていればいいですが無理にご自身で市販のものをセルフでご自宅でやると毛髪がパサパサになりブリーチの施術が出来ない場合があります。

そうなると黒染めを剥がすのに何ヶ月もかけながらゆっくり施術していく必要があります。
自身で市販薬剤のセルフカラーは後々に時間とお金がかかる場合がありますので私はオススメ致しません。

まとめ

いかがでしたか?

黒染め後のヘアカラーとの関係性!!明るさ!色味にこだわりたい方は必見

黒染め後ほどヘアカラーは非常に難しい事がわかりましたね。私個人的には黒染め後のヘアカラーはヘアカラーの難易度的にも1、2を争うものだと思います。

目視ではすでに茶色く退色している毛髪でも実際次のヘアカラー剤を塗布すると黒い染料が毛髪内部に残っており再度今回のヘアカラーと混ざり合って濁ってしまう。

そのように全く薬剤を乗せてみないと反応がわからない場合も多々あります。

確実のは一度黒い染料の脱染作業を行うのが一番いいという事です。

それもなるべくブリーチを使わない脱染剤だけの施術方法を使ってです。

なので普通のヘアカラーより一手間、二手間とかなり手間をかけながら施術していかないといけないのが黒染め後のカラー。

しかし一般のお客様との認識の違いが黒染め後のカラーが一番あるように感じます。

  • 黒染めは簡単
  • 黒染め後は今まで我慢したから明るくしたい
  • やっと染めれるから希望の色味を一発で叶えたい

などですね。

この認識の差が一番あるのも黒染めならではです。

なのでまずは熟読してもらい黒染めの認識を深めてもらってから美容室にいく事が出来ればベストですね。

美容師さん側はカウンセリング時にしっかりとした説明が一番必要な施術なのかもしれません。

DRANでは毛髪の事で悩みがあればご質問を受け付けております。

これどうなんだろ?っと悩みがある場合は是非下記のLINE@からご質問ください。

では良きヘアカラーライフをお過ごしください。

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https://dran-d.com/archives/3396/feed 0
黒染めを美容室で施術した方がいい?その本当の理由とは? https://dran-d.com/archives/3384 https://dran-d.com/archives/3384#respond Mon, 09 Apr 2018 04:53:47 +0000 https://dran-d.com/?p=3384 今回は黒染めについて!!黒く染めるくらい簡単だから自分でやっちゃお。なんて方も多いかと思います。そして黒染めを好んでされる方も少ないような印象ですね。学校や職場の規則で黒く染めなおさないといけないと言った理由から黒染めしざる得ない状況で仕方なく。。だからわざわざお金かけて美容室で黒染めなんてしたくない。っという気持ちはかなりわかります。しかしそこには思わぬ落とし穴がありますので今から黒染めをしようと思っている方は必見です。

 

黒染め市販のものと美容室のものの違いとは?

黒染めに違いなんてあるの?と思われがちですがかなり違いがあります。どう違うのかと言うと黒染めにも種類があります。

その種類とは3つありますので項目にして見ますね。⬇⬇

  • 黒染めとして黒い色素を沢山含んだ薬剤
  • 白髪染めの3レベル、4レベルの濃いブラウンの染料でできている薬剤。こちらを使っても黒色に仕上がる
  • おしゃれ染めのブルーやグレー、スモークといった濁りみのあるヘアカラーとおしゃれ染めの濃いブラウンと混ぜて作るブルーブラック、濃い色目のグレージュなど。

っとこんな感じですね。それぞれにメリット、デメリットがあります。そのメリット、デメリットを今回使うお客様に対してどうメリットが多いのか??で使うものを判断します。これが美容室の黒染めですね。

では市販の黒染めはというと殆どが黒染めとして黒い色素を沢山含んだ薬剤ですね。

当然です。黒染めですから。しかしこの黒い色素を沢山含んだ薬剤のデメリットは

  • 色持ちが悪い
  • 色持ちが悪いのに毛髪内部には残りやすい
  • ムラ染まりしやすい

っといったデメリットがあります。そして2番目の色持ちが悪いのに毛髪内部には残りやすいこれについてどういう事かというと

毛髪の表面には黒染めが退色してブラウンに見えていても毛髪内部には黒い色素が残っているという事。

この黒い色素が毛髪内部に残っていると次のカラー剤を毛髪に塗った場合その黒い色素と混ざって発色したものが濁ったヘアカラーになりやすいです。濁ったヘアカラーになると希望のお色にはならないという事ですね。

新たにその色素を排除するにはブリーチや脱染剤など強力な薬剤を使用しないと剥がれません。

そうなると次はヘアダメージが懸念されます。

ヘアカラーのダメージについてはこちらの記事をお読みください。⬇⬇

➡ヘアカラーのダメージの原因はこれだ!対策まで公開!!!

正に負のスパイラルです。私自身は殆どの場合黒染めとして黒い色素を沢山含んだ薬剤で黒染めをする事はないですね。

ですから市販での黒染めをセルフで行うのは非常にリスクが多い言えましょう。

白髪染めで黒く染め上げる場合

では市販の黒染めがいかにリスクがあるのかわかったかと思います。美容室ではどれくらいリスクを減らせるのかと言うと…黒染め後にブリーチなどをして脱染しなくても自然退色してくれるっというのが非常に嬉しい事だと思われます。

ブリーチなどをしてしまうと本当に髪の毛がダメージを負ってしまいその後のヘアメンテナンスなどが非常にシビアになってきます。

マメな方ならいいでしょうがそうでなければ非常に大変な作業です。

ではそうならない為には美容室でちゃんとした黒染めをしてもらう事ですね。

しかし上記にも記載したように黒い色素だけで黒染めしてしまうヘアカラーは後に残りやすいです。なので残りにくい自然退色してくれる薬剤を選びましょう。

  • それは白髪染めの3レベル、4レベルの濃いブラウン染料でできている薬剤。こちらを使っても黒色に仕上がる
  • おしゃれ染めのブルーやグレー、スモークといった濁りみのあるヘアカラーとおしゃれ染めの濃いブラウンと混ぜて作るブルーブラック、濃い色目のグレージュなど。

っと上記にも記載したようにこれらがベストかと思われます。

まずは白髪めで黒染めをする場合は大体3レベル、4レベルくらいのお薬で暗くしていきます。

白髪染めは濃いブラウンの色素でできているので黒くは見えますが黒い色素で染め上げるわけではないので自然退色が見込めます。

私自身も非常によく使うパターンの一つです。

おしゃれ染めで黒染めをする場合

おしゃれ染めで黒染めする場合は主にブルーやグレージュなどの濁りみのある濃い染料で黒染めをしていきます。

実は今流行りのグレージュカラーなどはこれを少し明るくしたようなものですね。

 

なので黒染めとして濃いめにヘアカラーしても退色してくるとグレージュに見えて退色してきます(毛染めする前のベースカラーにもよるが)

人気のヘアカラーも楽しめて黒染めもできれば一石二鳥ですね。

黒染めを美容室でした時の色持ちとは?

黒染めをしてもすぐ抜けてしまって結局学校職場で怒られた。なんて事もあるようです。

もちろん市販の黒染めなんてもっと早く退色しますが美容室ではいったいどれくらい持つのか?っといいますと1ヶ月程です。黒染め後から二週間ほど経つと少しづつヘアカラーは自然退色していきます。しかしそれより長く保たせたい一心で俗に言うカラス色のような漆黒の黒染めをしてしまうと次回のヘアカラーをする時に影響を与えてしまいます。

あまりにしっかり黒染めしてしまうと次回違う色をヘアカラーしても黒い色素が完全に取れずに混ざり合わせた濁りみのあるお色になるという事です。

次回も少しイメージチェンジしたいなぁっと思っている方は長持ちさせたい気持ちもわかりますがあまりに黒々した黒染めは避けた方がいいかもしれません。

黒染めでも美容室でカラーすると色が選べる?

黒染めと偏に言っても何で黒くするかで変わってきます。

絵の具を思い出して見てください。色んな色の絵の具を混ぜ合わせていくと段々と濁った色味になりませんか?

少し茶色を帯びた濁った色味になるかと思います。

ヘアカラーも同じで色々と混ぜ合わせていくと段々と濁っていきます。

しかしそのバランスさえ上手く調合すれば黒く見せながら色味も楽しむ事ができます。

ブルーブックやブラックグレージュというヘアカラーなどはヘアカラーのバランスをしっかり見極めて作り出すカラーの一つです。

そして最近では人気色の一角を担うまでになっています。暗めのヘアカラーが流行している近年では室内では暗く見えるが外の自然光が当たればふんわり柔らかい色になるブルーブラックやブラックグレージュは非常にトレンドカラーとなっていますね。

黒染めを美容室でした場合の値段は?

黒染めなんて本当はしたくないのに美容室でヘアカラーしたらお値段が…っと気持ちは非常にわかります。結論から言うと黒染めでも普通のヘアカラーと同じ料金設定のところが殆どです。

むしろ黒染めの方が施術する美容師さんには難しかったり一工夫しなければならない事が多いです。

どう言うところが難しいかと言うと⬇⬇

  • 次回のヘアカラーを考慮してヘアカラーをしなければならない
  • どれくらいの期間持たすのかをお客様の要望を聞き二週間後ならば二週間後どのようになっているかイメージしなければならない
  • 黒からの退色は分かりやすいので黒すぎてもダメ、明るすぎてももっとダメっと狙う幅がピンポイント
  • ムラになりやすい
  • 色味を入れたい黒染めの場合は一回で入りきらない事が多い

などなど普通のヘアカラーより難易度が上がる場合が多いです。

だから黒染めだからと言って黒くするだけでしょ?美容室に行くの勿体ないから自分でセルフでやっちゃお!っと言う風にならない方が得策かと思います。

黒染めを美容室でした場合にかかる時間は?

黒染めは色味を入れていく作業です。普通のヘアカラーより少し長く放置時間を伸ばす場合があります。

また上記にあげた難しい点に直面した場合は通常のヘアカラーよりお時間も全然頂戴する形になります。

何回も記載してますが黒染め=簡単ではないのでしっかりと美容師さんとのカウンセリングから施術時間を聞いておきましょう。

時間にすれば大体2時間程度あれば終了できるかと思います。

まとめ

いかがでしたか?

黒染めを美容室で施術した方がいい?その本当の理由とは?

黒染め=簡単と思われがちですが意外と黒染めの方が難しかったりします。カラス色の黒染めならば簡単なのかもしれませんがそれでは次回のヘアカラーにかなり影響を与えます。大体の方が自然な地毛のお色の黒を希望されるパターンが多いです。又私自身もそれくらいの黒染めをオススメ致します。

でも自分がやりたい色ではないのに黒染めする場合はどうしてもお金をかけたくないものです。

あなたの次回からのヘアカラーを楽しむための今回は土台作りだと思って安易に考えずに担当の美容師さんにご相談される事をオススメします。
又 DRANでも相談や質問などは下記のLINE@から受け付けておりますので是非何かあれば質問してみてくださいね。

では楽しいヘアカラーライフを。

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