初めてパーマをあてる時って迷いますよね。
どんな風にオーダーすれば良いのだろう?どのパーマが合うのだろう?パーマをあてるとセットが楽になるのかな?などなど疑問があるかと思います。
今回はそんな初めてのパーマのオーダー方法から失敗しないパーマを解説していきます。
目次
そもそもパーマとは?
そもそもパーマの目的はなんなのでしょうか?
パーマとはロッドと呼ばれる筒状の物を髪に巻きつけカールやウェーブをつけていきます。
パーマをあてる事で髪にカールやウェーブをつけてスタイルに動きをつける。また、生えグセやクセを矯正してまとまりを良くする。トップや裾などのボリュームを調整してシルエットを整える。などなど、、、、
もの凄く直毛でコテで巻いてもすぐ取れる!といった方はコテで巻いた時のもちを良くする為にパーマをあてることも。髪が細かったり少なかったりしてボリューム感が欲しいといった時にパーマあてたり。右側は綺麗に収まるのにいつも左側がハネるのを直す為にパーマをあてたり。単純にウェーブスタイルにしたいからパーマをあてるなど自分は何の為にパーマをあてるのかを知る事が大事です。
パーマをしたらセットしなくて良い?!
よく言われる事ですがパーマをするとセットはしなくても良いのか?と言われますがパーマをあてたからといって全くしなくて良い訳ではありません。
スタイルにもよりますが、パーマをあてる事でセットが楽になる事やキチンとした乾かし方をしていれば朝のお手入れはそんなにしなくても良いかもしれません。
逆に求めるスタイルが難しい場合やショートスタイルの場合はセットが大事になってきます。
ロングスタイルの内巻きカールであればそこまでセットは難しくなく、ドライヤーで乾かす時に指でクルクルとねじる様に乾かせばある程度セットは簡単に済みます。
逆にショート~ミディアムくらいのスタイルで全体的にパーマがある場合は寝グセなどで一度髪を濡らしてからセットをしないといけない場合もあります。
これは髪の根元の問題で、本来は根元がしっかりと立ち上がった状態でスタイルが作られていますが、寝ている時に根元が潰れてしまうと予想とは違ったところに毛先がハネたりしてしまう為です。
このように、いつもセットをしっかりとする方にとってはパーマをする事でセットが楽になりますし、逆にセットをあまりしない方にとっては毛先ワンカールなどの簡単なスタイルでなければセットが大変になる場合があります。
髪のスタイリングも慣れだと思うので担当スタイリストにセットの仕方を聞いてやっていけば簡単になっていくと思います。
パーマをする時のオーダー方法は?
パーマをする時に初めてだと特に難しいのが、どうやって注文すれば良いのか?だと思います。
中々上手く言葉にするのが難しいですよね。ただ一番大事なのはパーマをするのが目的ではなく希望のスタイルにする為のパーマは一つの手段だと言う事です。
もちろんパーマをしなくてもカットだけで希望のスタイルになれば最高です。カットをしてセットでなんとかなる場合もあります。そのセットをよりやり易くする為のパーマだったり、そもそもパーマをあてないと希望のスタイルに近づけないかもしれません。
大事なのは自分がどのような雰囲気や見た目のスタイルにしたいかです。その中でパーマをする事になった場合、特にスタイリストに伝えておいた方が良いことがあります。それは、、、
髪の履歴を出来るだけ詳細に伝える
その美容室が初めて行くサロンの場合、今までの自分の髪の履歴は美容師さんは知りません。なので出来るだけ細かく伝えましょう。
そうする事でパーマの失敗や過度なダメージを抑える事が出来るかも知れません。
今までどんなカラーをしたのか?
黒染めやブリーチはした事があるか?
縮毛矯正はした事があるか?今までパーマやデジタルパーマはした事があるか?
ヘナはした事があるか?
髪質改善トリートメントやその類のものをやった事があるか?
またそれらを何ヶ月前にやったか?どれくらいの頻度でやっているか?
今まで頭皮や何かしらトラブルはあったか?
などです。
これらは時間が経ったら大丈夫という訳ではなく、一度してしまったものは切らない限りずっと履歴として髪に残っています。
こういった髪の履歴は中々判断するのが難しく、初めての場合どのような薬剤の反応が出るか読みにくいので美容師はかなりリスクが高くなります。なので出来る限り詳細に今までの髪の履歴を伝えて下さい。
普段の手入れ方法を伝える
普段のお手入れもパーマをあてる前にどのようなスタイルにするか重要な項目です。
いつもお風呂上がりにドライヤーで乾かすだけの人は普段からそこまでヘアスタイリングをしないのであまり複雑なパーマスタイルは向きません。
無造作なユルふわスタイルやウェーブスタイルはスタイリングをして初めてスタイルとなります。寝グセ直しやスタイリング剤の使用が必要になってきますね。
そのスタイリングやお手入れを出来ない場合や、やりたくない場合はシンプルなパーマスタイルが選択肢になってくるかと思います。クセを抑えてまとまりを良くしたい方や内にまとまり易くしたい方です。
また普段からホームカラーをする方や毎日プールなどに行かれる方は髪がパサつき易くなるのでしっかりとしたケアが必要になってきます。
パーマだけでも良いの?カットもした方が良い?
パーマをあてる場合はカットも一緒にするのが良いでしょう。
大体はセットになっている事がほとんどかと思います。パーマはあくまでもカットの補助的な施術であってカットとパーマが組み合わさって初めてスタイルが完成するイメージです。
カットでのスキ加減でパーマのあたり方が変わったりパーマ後の細かな微調整や仕上げにとカットが必要になってくる場合もあります。
パーマだけの予約よりもなるべくカットとパーマは一緒にしましょう。
スタイリストとイメージの共有をする
パーマに限らずですが、なるべくスタイリストと仕上がり後のイメージを共有する事が失敗を減らす近道です。
クールなイメージが好きなのか?
可愛らしい雰囲気が好きなのか?
自分のなりたいスタイルや好みのスタイルの画像を持っていくのも良いかと思います。
細かく長さや形を指定するというよりは、あくまでもなりたい雰囲気を伝えたい方が良いです。
ヘアカタログのモデルとは頭の骨格や肌の色のタイプ、生えグセや髪質が違うので全く一緒にしても似合うかは分かりません。それよりもその雰囲気から、よりそれぞれの人に合ったスタイルへと提案するのがスタイリストの仕事かと思います。
ヘアカタログはあくまでもスタイリストの雰囲気のイメージ共有としてそこからより自分にフィットしたスタイルになるように沢山スタイリストと相談する事が大事かと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?
特に初めての美容室ではヘアスタイルを決める時なんと言えばよいか悩むかと思います。
一番大事なのは担当スタイリストとなりたいイメージを共有する事です。
その為にもヘアカタログなどの画像など見て分かるものがある方がカウンセリングがスムーズにいくと思います。
ただヘアスタイルの画像などはあくまでも雰囲気のイメージとして、
そこから頭の骨格、肌の色のタイプ、生えグセ、髪質、家でのお手入れ方法、今までの髪の履歴などを考慮してあなたに合うスタイルを見つけることが素敵なパーマスタイルを楽しむ近道かと思います。