今回は白髪めは明るい色で染まるのか?っと言うところを実際に施術事例を元に解説していきます。また昨今では非常にこの白髪染めでも明るい色でのヘアカラーのオーダーが多いです。何故かと言うと年々若白髪になる方が早くからなられたり、ミセス世代の方のファッションへの関心の高まりから白髪染めでも明るい色でヘアカラーしたい。っと要望が増えてます。是非白髪染めでも明るい色でヘアカラーされたい方を読んでみてください。
目次
白髪染めでも明るい色で染まるの?
白髪染めでも明るい色で染まるのか?染まらないのか?っとまずは答えから言いますと
白髪染めでも明るい色でヘアカラーは可能です。
現代では殆どの方が白髪染めでも明るい色を要望されます。それと同時に白髪染めもすごく早いスピードで研究&商品化されています。
又使う側の美容師さんもその要望の多さから白髪染めでも明るい色で染まるように日夜技術鍛錬に励んでおります。
それを今回はドランではどのようにして白髪染めでも明るい色でカラーしているのか?を解説していきます。
ですが今回は一通りだけです。
白髪染めでも明るい色のヘアカラーは正直何通りにも及んで考え方、施術の進め方がありますのでその多くのものから今回は一つ紹介致します。
又逆に白髪染め明るいお色でできない場合もあります。それはどんな時か?と知りたい方はこちらも必見です。⬇⬇
➡白髪染め明るい色で染めたいのに美容室でもできなかった理由とは?
白髪染め明るい色で実際染めてみた
では実際にお客様のご協力を頂き施術していきます。
まずはBefore
全体の毛髪のうち白髪率が30%程です。比較的まだ白髪の少ない方ですがお顔周りに関しては80%近い程多いですね。
実は皆様も感じていると思うのですが白髪はお顔周りから多くなります。
(*稀に違う方もおられますがそのような方が多いです。)
お顔周りに初めに多くなるので余計に目につく、目立つといった事になります。非常に嫌ですよね。しかももしこの白髪を暗めのヘアカラーで施術した場合は完全にお顔が暗くくすみます。日本人の殆どの方は黒髪が似合わないお肌の持ち主です。
詳しはこちらの記事をお読みください⬇⬇
➡パーソナルカラー診断!冬タイプ(ウィンター)似あわせオススメ髪色はこれだ!!!
こちらの記事にも記載しているように黒髪は唯一パーソナルカラー診断冬タイプさんと診断された方のみです。
ドランではパーソナルカラー診断をよくお客様にさせてもらっていますが300人程診断して結果冬タイプさんは2人しかいませんでした。
それくらい割合が少ないのでお顔周りの白髪を暗く染めてしまうのはかなりの確率でお顔をくすませてしまいので要注意です。
そこで白髪染めでも明るい色のヘアカラーの登場です。
白髪染め明るい色で染めるには薬剤レシピが重要
確かに時代の進歩と美容師さん達の頑張りで白髪染めでも明るい色でヘアカラーが可能になってきました。
しかし当然簡単なものでもなくどこの美容師さんでも出来るのか?っと聞かれるとそれはわかりません。
今回は薬剤レシピもドランで長年取ってきたデータから選出しある一つの社内マニュアルで全スタッフがそのレシピが共有しているので白髪染めでも明るい色のヘアカラーが全員クオリティー高く表現できています。
では実際に今回作った薬剤レシピのキーポイントとなるのは*色素コントロールカラーです。
*色素コントロールカラーとはヘアカラー剤の中で一番色素の強いヘアカラー剤である。
一切ブラウンの混ざっていない原色だと思ってください。
今回のお客様とのカウンセリングではピンクバイオレットカラーをしていきたいとの事でした。
なので今回はこのバイオレットの原色カラーをある割合で少量足していきます。
今回ミックスした薬剤レシピはこちらです。
白髪染め(白髪が染まるレベル)➕おしゃれ染め(明るさコントロール)➕オーダー色素
この公式に当てはめてヘアカラーレシピを組みました。
白髪染め明るい色で染めるには塗布量が大切
では染め上げるための薬剤が完成致しました。次は塗布ですね。ここの塗布の仕方もかなり大切であります。しっかり的確に薬剤塗布が出来ていないと全然思った通りに染まりません。
白髪は黒い髪の毛に比べて少し弾力、ハリを感じる事が多いです。
白髪染めに白髪染めの薬剤塗布をしてあげてしっかり綺麗に染めていきます。
白髪染め明るい色で染める放置時間とは?
塗布も終了し次は薬剤の発色を待ちます。ドランではだいたい20分~25分放置時間を設定しています。
この時間はヘアカラー剤の完全発色を目的としています。あまりに早く流してしまうと薬剤のポテンシャルを引き出す事なく終わってしまうので薬剤に合わせた放置時間が必要です。
放置時間を置いて少し薬剤の発色が追いついてない場合はこのような機械を使用して薬剤促進する事もあります。
白髪染め明るい色で染めるにはお流しも重要
しっかり薬剤の発色が終了したので次はお流しですね。このお流し安易に考えているとかなり仕上がりレベルが変わります。
実はこのお流しはヘアカラーの中で1、2を争う程の大切な工程です。
ヘアカラー剤は水との相性がすごく悪いです。乳化といってヘアカラー同士を馴染ませながらしっかり頭皮、毛髪からカラー剤を取り除いていきます。
しかもこの乳化はヘアカラー剤をしっかり取り除くだけでなくヘアカラーの色持ちも左右します。
ちゃんと乳化されたヘアカラーは色持ちもよくなり、ヘアカラーに深みが➕されます。
なので簡単なお流しではなくてヘアカラーの事を考えたお流しが重要になります。
白髪染め明るい色で染めた時は薬剤デトックスが大切
そんな乳化をしっかりやれば大丈夫なのか?
っと聞かれると実はそれだけではヘアカラー剤は綺麗に流れてくれません。
ヘアカラーは毛髪内部に浸透して発色するものなのでいくら外側を綺麗に流し落としても毛髪内部に確実にのこります。
その残ったヘアカラー剤は毛髪の中で大体2週間程残ってしまいます。
2週間も髪の毛の中に薬剤が残っているとその間ずっとヘアダメージを与え続けている事になります。
毛染めをしてから1週間程で毛髪が明るくなるのは色が抜けているわけではなくて毛髪内部に残ったヘアカラーが空気と酸化し発色し続けているという事です。
これはすごい真実ですね。
ずっとダメージし続けているとは。
なのでそのヘアカラー剤を毛髪内部に残さないようにする為にヘアデトックスをしていきます。
このヘアデトックスは強力なものでヘアカラー剤を除去する!っと言ったものではなくヘアカラー剤を還元して水に変えるといった方法でヘアカラー剤除去しますので安心、安全です。
白髪染め明るい色で染めたみた仕上がり
では仕上がりを見ていきましょう。
After
気になる白髪の多い顔周りはというと…
綺麗に染まっておりますね。
今回のキーポイントはバイオレット!!このバイオレットをどれだけ混ぜるかがポイントです。
白髪染めでも明るい色のヘアカラー楽しめますし、色んな色味も楽しめます。
今回はピンクバイオレットでしたが全然普通のおしゃれ染めのヘアカラーと変わりなくヘアカラーを楽しめるかと思います。
白髪染め明るい色で色んなカラーは楽しめる
Before &Afterは見ていただけましたか?中々明るくヘアカラーが出来ていたかと思います。また明るさと色味までも普通に白髪染めでも楽しめます。
アッシュ系でもグリーン系でもベージュ系でも可能です。そして明るさの限界があるのか?っと聞かれるとそれは大体10レベルくらいまでが限界です。
しかし10レベルなんて普通のおしゃれ染めカラーでも明るい方のトーンです。そこまで明るくして白髪が染まるとなれば非常にいいかと思われます。
またそれ以上の明るさになれば白髪自体を染めなくてもその他の毛髪が明るくなる事で白髪自体がぼやけてくれます。
白髪は黒髪と比較するから目立って見えますが10レベル以上のハイトーンヘアならばそこまで目立つ事なくぼやけてくれますのでおススメです。
又もっと白髪染めについて根本的な事を知りたい方はこちらの記事も必見です。⬇⬇
➡白髪染めを美容院でしたいけど色々わからない事が多すぎる方は必見!!!完全保存版!!
まとめ
いかがでしたか?
白髪染め明るい色で染まるのか?DRAN(ドラン)での明るめ白髪染めをご紹介
白髪染めだからと言って諦めていたあなたは今すぐ白髪染めでも明るい色に挑戦してみてはいかがでしょうか?
っと言っても正直誰でもできる技術ではありません。そこには費やした時間が膨大にあります。なのでもし気になる方は是非ご来店ください。
そして遠くて中々行けない方は一度担当美容師様に相談してみてはいかがでしょうか?
ドランでは一日の中でもこの白髪染めによる明るい色のヘアカラーのお客様は沢山おられます。それほど実は皆様暗くしたくなくて明るいお色を楽しみたかったんだなっと思うばかりです。