今回はストレートアイロンについて。巷にはかなりの種類のストレートアイロンがあります。その一つ一つ少しづつ違いがありどう選べばいいのか?わからない。又購入したものの使い方がわからず埃まみれに…なんてなっていませんか?今回はそんなストレートアイロンの悩みについて詳しく記載しましたのでストレートアイロンユーザー、今から購入を考えている方は必見です!
ストレートアイロンの正しい選び方
巷には沢山のストレートアイロンがあります。自分に合ったものはどんなストレートアイロンなのか?またどこで高性能なのか判断するのか?など迷うところは沢山あります。
判断基準をまずは項目にしてみたいと思います。
- 最大温度はどこまでなのか?
- ストレートアイロンの長さ
- ストレートアイロンのプレートの素材
- 電源コードの長さ
- 電源切り忘れ自動オフ
- 先端がラウンドしている形でカールもつける事が可能
っとこんな感じでしょう。
それぞれバラバラなのであなたに合うものがストレートアイロンはどんなものなのか?解説していきます。
最大温度はどこまでなのか?
ストレートアイロンの最大温度は高ければ高いに越した事はありません。逆に低いとストレートアイロンを通してもクセ毛が伸びない可能性があり結果的に何回も何回も毛髪の同じ部分に通さなければなりません。
そうなると毛髪にかなりのダメージを与えてしまう事になるでしょう。
出来れば一回ストレートアイロンを通せば真っ直ぐになるくらいの温度はあった方がいいですね。
毛髪は160°あればストレートになるみたいなのですがそれでは何回もスルーしないといけない可能性があるので最低180°は高温になるものを選びましょう。
又自分が硬毛でクセが強いなんて方はさらにその上の200°~230°が最大温度のものを選びましょう。
ストレートアイロンの長さ
ストレートアイロンの長さも毎日使うものなのでなるべくあなたのヘアスタイルに合うものを使用した方がいいかと思います。ショートスタイルなら短めのストレートアイロン。ロングスタイルなら長めのストレートアイロンがいいですね。
しかし持ち歩きや旅行に持っていくなども視野に入れるのならば短めのが方がいいですね。そして短めの方がストレートアイロン自体が軽くなるので毎日も負担も補えます。
前髪のワンカールに流すなんてのもやりすいですね。
しかし仕上がるスピードが圧倒的に早くなるのがもちろん長い方のストレートアイロンです。私も普段サロンの営業時に使うものは長いのしか使いません。慣れれば特に問題はありません。
ストレートアイロンのプレートの素材
素材は結構マチマチですね。私の見解では値段が安いものは安い素材のプレート。値段が高いものは高価な素材のプレートと認識しております。
粗悪なプレートならば毛髪にストレートアイロンを通した時摩擦を受けて滑りがよくありません。
あまりに毎日使うストレートアイロンで摩擦のダメージを毛髪に与えていたら本末転倒ですからね。
高価なプレートになるとチタニウムやセラミックなどになってきます。又近年ではシルクでできたプレートを採用しているアイロンまである程です。
ですが一つ落とし穴なのがチタンニウムやセラミック加工されたプレートならばいずれ剥がれてきたりするみたいなのでプレート自体がチタニウムやセラミックでできたものが好ましいですね。
電源コードの長さ
たまにかなり短いものもあります。コンパクトで収納しやすい旅行などで使いやすそうですがはっきり言ってご自宅では使いにくいかと思います。
しかし延長コードなども100均でもあるのであなたの生活する上でコンセントの配置なども考慮して自分に合うものを購入されといいでしょう。
電源切り忘れ自動オフ
こちらは結構優れた機能だと思います。ストレートアイロンは高温のものならば200°以上にもあがりますので電源を切り忘れて外出してしまい大惨事になるなんて事も考えられます。また小さな子供さんが居てる家庭などでは朝は毎日慌ただしいですよね。
何人もお子さんがいる場合は1人用意してもぅ1人。そして間で自分の用意などなど朝は戦争です。
うっかりずっと付けっ放しになっていて子供が触って火傷。なんて事も考えられますので自動で電源が落ちる機能は私はかなりいい機能だと思います。
ちゃんと自分で切るよ!って方は特に必要はありません。
先端がラウンドしている形でカールもつける事が可能
ストレートアイロンでもストレートヘアもカールヘアも楽しみたい!って方はストレートアイロンの先端がラウンドしているものを選びましょう。
一つのアイロンで2通りのヘアを作れるのはどちらも楽しみたい方にはかなり嬉しいですね。
そして髪がストレートやカールになるのは160℃以上の温度が必要だと言われています。この温度以下の場合はしっかりストレートにならなかったりカールがつかなかったりと役割をしっかり果たしてくれません。なので160°以上は高温になるものを選びましょう。
又切り忘れ防止機能として一定時間立つと自動で電源をオフにしてくれる優しいアイロンもあります。
本当に沢山のアイロンがありますので自身にあったものを選ぶようにしましょう。
ストレートアイロンの正しい使い方
ストレートアイロンを購入したけれど使い方がわからなくあまり綺麗に伸ばせないっという方は実際お客様でも結構おられます。
サロンでストレートアイロン仕上げをしてもらったのとお家で自分でやるのではかなり差があるようです。
では何故差が生まれるのか?考えられるものを項目であげていきます。
- 毛髪が濡れた状態or湿気のある状態でストレートアイロンを使用している
- ストレートアイロンの温度が低すぎる
- ストレートアイロンの通す速度が早すぎる
- ストレートアイロンをかける時の毛束が分厚くすぎる
っと言ったところです。
では各項目毎に説明していきます。
毛髪が濡れた状態or湿気のある状態でストレートアイロンを使用している
よくストレートアイロンを使ったらジュ!!っと言うんですよね。っと言われる事があります。これは水分が毛髪に残った状態からストレートアイロンを使用しているからですね。このジュ!!っと言うのは毛髪内部の水分が原因でいきなり高温のアイロンをぶつけると水分とぶつかって小さな水蒸気爆発が毛髪内部で起きている事を意味します。
当然そのような事をしていると真っ直ぐにサラサラになるどころか髪の毛が死んでしまいますので要注意です。
*解決策
しっかりとドライヤーをかけて水分が残っていないかを確認してからストレートアイロンを使用する
髪がパサつく原因は意外とそう言ったところからなのという事も多いです。髪のパサつき、広がりがきになる方はこちらの記事もお読みください。⬇⬇
➡髪のパサつき広がりの原因はこれだ!!!直し方から対策&改善方法を公開
ストレートアイロンの温度が低すぎる
これは使う機器の問題ですね。はっきり言って毎日使うものなので安価なストレートアイロンで低温しかできないものはあまり使わない方がいいですね。
高温の方がダメージに繋がると思われるかと思いますが同じ毛髪の毛束に何回もストレートアイロンを通す事の方がヘアダメージに繋がりますのでそう言った施術方法はやめておいた方がいいでしょう。
*解決策
- 高温対応のストレートアイロンを購入する
- 一回のストレートアイロンスルーで真っ直ぐにするように心がける
ストレートアイロンの通す速度が早すぎる
意外と一番多い理由がこちらの内容だと思います。朝は1分でも早く支度したい。だからゆっくりストレートアイロンなんて通している暇なんてない。っと言うのもわかりますが通す速度が速いと毛髪に熱が浸透せずにクセ毛は伸びてくれません。
ストレートアイロンは毛髪内部にジワーっと熱を浸透させて初めてストレートになるのである程度ゆっくりやらないとストレートアイロンを使ってる意味がないのでご注意を。
*解決策
- ゆっくりストレートアイロンを通す
- 毛髪内部に熱が浸透していくようなイメージで施術する
ストレートアイロンをかける時の毛束が分厚つすぎる
こちらも同じく細かく施術すると時間がかかります。ガバッととってガバッと通したいのはわかりますがそれではやはり熱が毛髪内部に浸透してくれません。
何回も記載しておりますが熱が毛髪に浸透しなければクセ毛は伸びてくれません。
あまりに分厚く毛束を取ってストレートアイロンを通してしまっては全く意味がありません。
毛髪というのは一本、一本先細りになっています。
なので根元~中間は細かくストレートアイロンスルーをするのですが毛先に関してはある程度まとめ毛束を取ってもよいでしょう。
この使い方は時間も短縮されますのでおすすめです。
*解決策
- 根元~中間は細かく取ってストレートアイロンを通す。
- 毛先に関してはある程度まとめてストレートアイロンを通す。
っとこんな感じです。
是非一度お試しください。
ストレートアイロンの熱から髪を守るには?
高温のストレートアイロンはやはり毛髪に深刻なダメージを与えます。
しかし低温ではクセ毛が伸びてくれないので本末転倒です。
ではどうするのか?っと言いますと毛髪に熱から守る洗い流さないトリートメントをつけてからストレートアイロンを使用するといいでしょう。最近ではアイロンの熱から守る洗い流さないトリートメントは豊富にでてますのでその中でもおすすめ商品を紹介します。
乾燥から髪を守り、サラサラでなめらかな艶髪へ。
【おすすめのお客様】
細毛、軟毛~普通毛
弾力感、サラサラ感を求める方
【毛髪保護成分】
○マカデミア種子油
95mL / ¥2,800(税抜)
※記載されている価格は、メーカー希望小売価格です。
熱ダメージから髪を守り、パサつきを抑え、うるおいを与えます。ダメージケアしながら、巻きたて続くから、いろいろアレンジしたくなる。
リトルサイエンティスト リケラミスト&リケラエマルジョン 引用
こんな感じですね。
ヘアアイロン系の熱ダメージについてはかなり美容業界は深刻に受け止め色々な開発が進んでおります。
ヘアアイロン系の熱ダメージを受けすぎるとヘアカラーをしても思った発色にならない、パーマが当たらない、髪が硬くなったなど色んな影響を与えます。
そして影響を与えやすい機器でもあるので毎日使うには必ず保護できるものを使用してから使うようにしましょう。
又市販のものでも色々と出ていますが私個人的には必ずプロフェッショナルなものを使用をおすすめします。
今現在でも各メーサーさんはヘアアイロン系の熱ダメージについて研究が進んで良いものが販売されています。
少しお高く思うかもしれませんが差は歴然です。
毎日使用するものなのでしっかりしたものを使うといいでしょう。
おすすめのストレートアイロンとは?
ストレートアイロンと偏に言ってもその数は膨大です。
そして上記でも記載したようにどんなストレートアイロンを選べばいいのか?自身に合ってるものは何なのか?を述べてきました。
では現役美容師が選んでみたおすすめのストレートアイロンご覧ください。
最高温度210°のストレートアイロン。かなり昔から人気のあるストレートアイロンですね。又こちらのアイロンはプレートが薄く設計されておりメンズのヘアセットなどに使いやすいと定評のあるストレートアイロンです。
かなり高価なストレートアイロンで人気のあるアイロンですね。プレートの部分は最上級の使用になってましてバイコートと言われる素材を採用しております。プレートだけではなくアイロン自体の軽さだったり温度上昇スピードがすごく早かったりと嬉しい事だらけです。温度調節は60°〜180°で設定は5°ずつ変えれるみたいで美容師さんにも大人気なアイロン。
ドランでも使用しているラディアントのストレートアイロン。こちらのストレートアイロンはプレート部分がシルクのプレートになっており保湿力が抜群にいいのです。
例えば毛髪自体が濡れた髪の毛でもそのままストレートアイロンを使用する事が可能なくらいです。普通のストレートアイロンでは毛髪が濡れているとジュッ!!っと音が鳴るのですがシルクプレートの抜群の保湿力でジュッ!!となりません。*美容室の施術では毛髪に水分にが含まれた状態での使用する場合がありますがご家庭での使用の場合はしっかり毛髪を乾かしてからご使用ください。
キングオブストレートアイロンの名に相応しいストレートアイロンです。ご家庭で使うにはこれ以上はないのではないでしょうか?
お値段も折り紙つきですが…。何故ご家庭ではキングオブストレートアイロンの称号なのか?と言いますと今までヘアダメージを起こさない工夫の凝らしたストレートアイロンは幾つか販売されてきました。がこちらのヘアビューロンストレートアイロンは使う度に毛髪が綺麗になっていくと謳われたストレートアイロンです。何故そんな事が可能なのか?っと言いますとプレートの部分が特殊セラミック製のバイオプログラミング処方がなされていてどうやらこのシステムが毛髪を回復傾向に導くようです。その証拠に電源を入れずともこのストレートアイロンに毛髪を挟んで滑らせれば毛髪から艶がでるという。*実際でます。私物で購入済みです。
なのでご家庭で毎日でも使って欲しい代物というわけです。
では何故美容室ではキングオブストレートアイロンではないのか?っと言いますと美容室ではストレートアイロン一回使用して毛髪にダメージなんて然程与えません。毎日、毎日高温ストレートアイロンを使うからダメージが積み重なっていくと言うことです。
正直美容室ではそのような用途より施術に合わせたストレートアイロンがいいですね。
ラディアントのようなシルクプレートアイロンは非常に色んな施術に使用できます。
しかしご家庭では間違いなくキングオブストレートアイロンです。
こちらもドランにて使用しているアイロンの一つです。こちらのストレートアイロンはバイブレーション機能が付いており一点集中しやすいストレートアイロンの欠点をうまく回避しております。バイブレーションする事でムラなく手に取った毛髪に熱を与えてくれます。意外にもこの毛髪全体をちゃんとムラなく熱してくれるストレートアイロンは中々珍しいので重宝しております。
まとめ
いかがでしたか?
ストレートアイロンがうまく使えない方は正直自身の毛髪にあっていないストレートアイロンをご使用になられている傾向にあります。又ストレートアイロンの能力もピン~キリまでございます。安価なものは安価なものなりの性能と言うのは言わずともわかるかと思いますがやはりそうです。
自身に合ったストレートアイロンを手に入れてまたちゃんとした使用方法をすれば必ず綺麗な毛髪は手に入ります。
艶がなくバサバサなヘアスタイルではあなたの魅力も半減してしまいますのでしっかり選んでちゃんとした使い方を心がけてみてください。