くせ毛の方は髪を長めにして髪の重さでまとまりを出したり、
くくってあげることですんなり仕上げができるので、あまりくせ毛でのショートへアに
挑戦をされる方は少なかったのではないでしょうか？

本記事では、くせ毛でショートのヘアスタイルに挑戦されたい方や、
挑戦してみたものの扱いや似合わせに悩んでいる方への解決策を
ご提案させて頂きます。

なにか一つでもあなたのためになればと思いますので
最後までどうぞお付き合いください。

まずくせ毛の方が始めに悩む部分である、

• 長くてうっとうしいけど、切ってしまったらどうなるんだろう？
• 爆発して収集がつかないようになってしまいそうで怖い。
• 美容室ではきれいにセットしてくれるけど家に帰ってからは？

と、ショートに切ることに対して不安を
大きく持っている方は少なくないはずです。

まずはそんな疑問点を解消できるように紹介していきますね。

くせ毛でショートってできるの？

さて、まずは様々なお悩みのあるくせ毛ですが、一番皆さんが気になっているのは

どんなヘアスタイルにすればくせ毛による悩みが解消されるのか？

よく、くせ毛を生かした髪型というと、ショートヘアが多く挙げられているように感じます。

なぜなのか？というと、まずロングヘアの場合

• くせ毛を生かす仕上げをするにしても湿気の有無に左右されやすい
• くせ毛を生かす仕上げにするように乾かしても乾かし方でくせ毛の出方が変わる
• 長さがあり髪の重さがある分、きれいにくせ毛を生かしにくい

なのでアイロンで伸ばしてストレートにしたり、ゴムでくくったり、
コテで巻いたりと簡単に収めれる手法にしてしまうのだと思います。

そんな簡単に収めれる方法があるがゆえにロングからショートヘアへのイメージチェンジに
なかなか踏み切れないのだと思います。

そしてくせ毛の方でミディアムぐらいのレングスはある意味では

一番扱いづらいかもしれません。なぜなのか？

• くくれない期間に仕上げでくせ毛をまとめるのが大変
• くせ毛が湿気などで広がり、頭が大きく感じる
• 肩に当たる長さまで伸びるとおろして仕上げるのが難しい

ミディアムヘアにカットをして、くくれる長さがあればもし最終的にまとまらなければ、
くくって仕上げるという逃げ道があるのですが、くくれないぐらいの長さになった時には
逃げ道などもなく伸びてくくれる長さになるまでの期間がかかってしまったりするのです。

ロングよりもまとまりづらく、くくりにくい、ということもあるので
くせ毛のロングヘアの方がミディアムヘアにするメリットがあまりないのでしょう。

以上のことから考えていけばくせ毛の人はむしろ、ショートぐらいまでカットしてしまい
くせ毛を存分に動かしてパーマ（天然パーマ）風仕上げにしてしまう方が
くせ毛を最大限に生かせそうですね。

なのでくせ毛を生かした髪型。

となった時にはショートで、くせ毛で動きをコントロールし、
パーマをあてたスタイルの様な自分だけのヘアスタイルにしてもらいましょう。

そしてこれは補足の情報なのですが、くせ毛の収まりを気にして、ずっとロングにしていたけど、
勇気を出して相談し、短くしたらくせ毛のショートの方がしっくり来た！という方は意外と多いのです。

くせ毛でショートの髪型にするメリット

くせ毛の方がショートにする最大のメリットとは
ロングやミディアムと違い思い切ったカットが出来るようになる為、
くせ毛のボリューム、フォルムを調整しやすいという所でしょう。

クセを利用して、トップの高さ、毛の流れ・動き、後頭部の丸みなど、
バランスがキチンと取れたカットをしてあげれば、
頭のフォルムを美しく見せられるということもメリットの１つです。

また、くせが強く広がり・うねりが出る方は多毛で硬毛気味な方が多いので、
ショートにして量感も減らしてもらえばまず単純に髪の毛を乾かすのが楽になります。

単純なことなのですが、ロングで落ち着かせるためには量も多く残していたり、
広がらない様に神経質に乾かして行くのとでは、 日々のストレスがかなり違うとおもいます。

そして乾かすのが楽になっているのに加えて
スタイリングもとても楽だとおもいます。
ポイントなってくるのはくせ毛の強さと
どんな雰囲気で仕上げていくのか。

しっとりまとめるならバームなどをつかったり
ウェット感を出してパーマスタイル調に仕上げるならムース
柔らかく動きを出すならWAXだったりと
あなたのやりたいスタイリングに合わせた選択は要りますが、
ロングの頃よりもとても楽に仕上げれる事だとおもいます。

この様な日々の生活面でも楽になる部分は出てくるでしょう。

くせ毛でショートのデメリット

もちろんメリットがあればデメリットも
ありますよね？と、聞こえてきそうなのですが、
くせ毛でショートの髪型ではまとまりが良くなったり
セットも楽になったりで、割とメリットづくしなのですが、
デメリットがあるとすればロングとは違い寝癖が
つきやすくなってはいると思うので
朝は濡らして寝癖などを治したりする必要はあります。

ですが、髪のセットは毎朝変わらずにすることなので、
さほどデメリットというほどではないかもしれません。

後もう一つをあげるのであれば
ショートの髪型では2cm以上、毛が伸びてくると
もうそれは別のヘアスタイルになったぐらいの勢いで髪が伸びて
使い勝手も変わっているはずなので2ヶ月に1度ほどは
メンテナンスのカットを受けた方が良いといえるでしょう。

しかしこちらも今までの様にロングで縮毛矯正などを3〜4ヶ月に
一度当てていた事を考えればかなり
コストも抑えれて拘束時間も取られませんので
デメリットと呼べるのかもわかりません。

くせ毛でショートの失敗しない仕上げ方は？

残念ながらよく聞く話なのですが、
美容室での仕上がりを自分で自宅でやってみて
なかなか再現出来ないという話をよくお伺いします。

美容師さんも極力乾かし方や、スタイリングの仕方を説明はしてくれるのですが、
なかなかうまくいかなかったり、扱いになれていないときは時間がかかってしまったり。

失敗しないためにも意識しておくべきポイントがありますので紹介していきますね。

まず始めに大事なのは、朝起きて髪を濡らした後の乾かし方です。

ドライヤーでいかに仕上がりをイメージして乾かせているのかが大事です。

乾かしすぎていないのか？広がっていい部分なのか？
などをしっかり確認しながら乾かしていきます。

そしてスタイリング剤は基本的には
美容院での仕上げの際に勧められたものなどが理想的ではあります。
実際に使う物は自分の髪の特性を見てもらい判断をしてもらう方がいいでしょう。

そしてこの朝起きて乾かして仕上げる、
といった部分はあまり男性でも女性でも長さが似た位であれば、
くせ毛のある方に性別などはあまり違いはありません。

カットがどんなにうまくいってても、
乾かす行程をおざなりにしてしまうと
生かせる髪型も生かせなくなってしまいます。

もちろん、朝に髪を軽く濡らしてムースを揉みこんで
自然乾燥させてラクラクな感じで仕上げれるスタイルもあります。

しかし、ドライヤーでの乾かし方を一度マスターしていれば、
自分で行うスタイリングに幅ができ、色々なアレンジやパターンが
出来るようになりご自分のくせ毛がもっと好きになれるとおもいます。

ドライヤーの使い方になんとなく苦手なイメージをお持ちの方も多いとは思いますが、
ドライヤー次第で後のスタイリングが劇的に楽になってくれますので試してみてください。

そしてスタイリングですが、

• ワックスの付け方
• ムースの付け方
• オイルがいいのか？
• バームがいいのか？

など分からないことが多いと思いますが

1番意識を置いて欲しいのは
乾燥した感じに見せない事！

くせ毛のスタイリングで1番多い失敗として
バサバサに見えたり、広がって見えたり、
なんだか痛んで見える。

こういった部分だと思います。
ここをいかに綺麗に仕上げてる感じに見せるのかは
やはりツヤ感、まとまり感だとおもいます。

そういった点でもウェット仕上げや
ムース仕上げは実際にくせ毛のショートの方は
されている方が多く感じますね。

アウトバストリートメントでもしっとりめのオイルタイプや、
そのままスタイリングにも使用できるバームタイプなどが人気です。

これらを踏まえて次はいよいよ
くせ毛でショートの人に似合う髪型を紹介していきますね。

くせ毛でショートの人に似合う髪型は？

それではさっそくご案内していきましょう！

まず始めに紹介していくのがショートでくせ毛の方の王道ヘア！

くせ毛ショートマッシュ

3枚続けて同じモデルさんにそれぞれ雰囲気を変えた
くせ毛を生かした仕上げをしてみました。

• Aパターン

• くせ毛を程々に伸ばして、WAX仕上げのドライな質感でカッコよさを出したヘアスタイル。

  ニゼル　ドレシア　ワックス　トレイス

  顔周りや耳回りなどはアイロンなどで伸ばしてあげるだけでかなりカッコよくなる印象の仕上げ方

• Bパターン

• ショートマッシュの代表的なラインの仕上げ方で印象はフェミニンな印象。
  ざっくりと乾かして、緩やかにくせ毛をだして、
  潤いキープのバームタイプでの仕上げなどがオススメ。
  プロダクト　ワックス
  

• Cパターン

• くせ毛をムースで自然乾燥で無造作に出したラフな仕上げで
  カジュアルアレンジにオススメ。
  ニゼル　ドレシア　フォームハイクラッチフィズ
  天然のパーマをフルに生かしたショートマッシュ。

いかがですか？このような感じで仕上げ方次第で
いくらでも雰囲気を変えて元々のくせ毛を生かした髪型は
たくさん楽しんでいただけますので、あなたの好みに合った
くせ毛を生かしたショートのヘアスタイルを探してみてはいかがでしょうか？

こんな感じの軽やかな、ゆったりめのくせ毛さんにはカラーリングも明るめのやわらかい雰囲気が合います。

参考にしてみてください。

 

くせ毛ショートボブ

ボブといえば皆さん真ん丸の内巻きボブをイメージされることかと思うのですが
くせ毛さんで内巻きにするには、ブローが必要になったり、
アイロンでのスタイリングが必要となってきます。

そんな内巻きのボブじゃなくても可愛いボブはいくらでも作れてしまいます。

くせ毛を存分に生かしてウェービーなボブにして大人っぽさを出した
ウェーブボブは特にくせ毛さんにはオススメです。

全体に自然乾燥に近い感じで乾かし、バーム＋オイルでプルっとした
ウェット仕上げで大人フェミニンな印象に。
N. ナチュラルバーム

＋

フローディア コートオイル

そしてくせ毛が全体にしっかりある方には全体に
しっかりウェーブを出して仕上げたくせ毛ボブがオススメ。

• やはり艶っぽさは女性らしさにつながってくるのでムースでの濡れ感仕上げがいいです
  朝濡らして全体にムースを馴染ませてから他のお顔などの手入れをしてる間に完成！
  ニゼル　ドレシア　フォームハイクラッチフィズ
  

くせ毛ベリーショート

くせ毛を生かした髪型のひとつでさらに上記二つで紹介をしてきたスタイルよりも
もう少し切り込んだボーイッシュなスタイルを2パターン紹介していきますね。

• Aパターン

• こちらは元のくせをそのまま生かしたスタイリングです。
  やわらかいキュートなスタイルです
  カール感をくっきりと出したければムースなどでの仕上げが良いのですが、
  ナチュラルなやわらかさがお好きであればWAXやクリームでの仕上げもOKです。
  ジェミールフランジェルクリーム＋

• Bパターン

• 乾かしていく際に毛先にハネ感ができるように乾かしてこちらも上記と同じくWAXや
  ツヤ感の出しやすいジェルクリームなどがオススメ。
  うまく抜け感を作って大人カジュアルっぽくカッコよく。
  ジェミールフランジェルクリーム＋

と、まだまだくせ毛のショートを楽しんでもらえる幅は
かなり広いので試してみたい髪型などがあれば
是非一度相談してみてください。

くせ毛でショートの人にオススメのヘアケアは？

くせ毛でショートのヘアケアでは、
自宅でのシャンプー・トリートメントが最も大事です。

もともとくせ毛の方はボリュームが出やすいと思うので、
まとまりが出るように内部からしっかり補修、
潤い補充でしっとりタイプのシャンプーが湿気の影響も受けにくくオススメです。

メントール系の洗浄力のあるタイプで
すっきりさっぱり仕上がる様なシャンプーはあまりオススメ出来ません。

なぜかというと先程書いていた潤いの部分を
強めの洗浄力で必要以上に取り除いてしまうからです。

必要な油分や、潤いをシャンプーなどで流してしまうと、
今まで以上の乾燥やパサつきの原因
となったりすることもありますので注意が必要ですね。

 

そしてトリートメントも同様の内部補修型を選んであげると良いでしょう。

毛先から余分な水分は絞ってからしっかり揉み込む様につけて、
しっかりと地肌から指を通してすすぎきる事がポイントです。

トリートメントなどの補修成分はすすぎきれずに
地肌や毛髪表面に残っていたりすると空気中の活性酸素に触れ、
過酸化脂質という、汚れ、頭皮の臭いなどの原因となりますので要注意です。

場合によってはさらなる地肌の乾燥を引き起こしたりしますので
しっかりとしたすすぎを意識しましょう。

 

洗い流さないトリートメントはなるべくあった方がいいです。

ショートヘアはスタイリング剤(トリートメント剤)選びも重要なポイントです。
くせ毛と言っても、猫っ毛だったり、剛毛だったり十人十色のくせ毛の種類があります。

一概には言えないですが、くせ毛の方は毛髪内部の潤いを
保持する部分が少ない事が多く、乾燥毛なことが多いので、
洗い流さないトリートメントはなるべく使うようにしましょう。

髪の水分量、油分量が適度になることによって、それだけでもスタイリングしやすくなります。

その後にワックス、ムース、など、くせ毛のショートにあったスタイリング剤を使うと完璧です。
どれを使ったら分からないという方は、遠慮なく相談してください。

まとめ

いかがでしたか？

くせ毛の方がとてもショートヘア向きの天然のパーマを
元からお持ちなことは十分に知っていただけたかと思います。

ぜひあなたもくせ毛でずっと悩まれていたのなら、
一度DRAN迄相談をよせてください。

髪の毛の状態や手入れ方法などからアドバイスをさせて頂きます。

本記事も最後までお読みいただきありがとうございました。